3月14日(木) カミーノ5日目。
 
サンティアゴ・デ・コンポステーラまで残り約50Km。
 
大抵の人はあと残り2日の行程で歩いていきます。
 
私より長い距離を歩いている人には、
 
道中のことが思い出され、終わって欲しいような、終わって欲しくないような気持になるのかな?
 
と思います。
 
 
私はまず100Km以上歩けるだろうか?という不安があり、
 
とにかくひたすら前へと歩いていきます。
 
不安のある中でもこの行程を楽しみたかったから、
 
ときどき足を止めたり、ゆっくり歩いたり。
 
とはいえいつも不安はあったので、
 
遠回りしないように歩いていきました。
 
 

 

アルペルゲの朝食。

 

お宿のホストが準備してくれました。ビュッフェ形式です。

 

5ユーロという低価格で、破格ですよね。

 

巡礼者へのおもてなし価格なのだろうなと思いました。

 
 

 

ふんだんに水を感じさせる構築物。

 

 

朝8時頃宿を出発。

 

同じ宿の人たちも大体同時刻に出発。

 

ドイツ人グループの女性の一人がマメでとても辛そうでした。

 

私は5本指のインナーソックスを見せて

 

「ジャパニーズ5フィンガーソックス、Goodダヨ!」と話しました。

 


 

 

 

サンティアゴ・デ・コンポステーラまであと44.270Km。

 
 

 
 

 

モホンに沿って歩いていきます。

 
 

 

イグレシア(教会)。

 

この日は小雨模様です。

 
 

 
ペレグリーノ(巡礼者)の像。
 

 

森の中を歩いていきます。

 
 

 
 

 

カフェ休憩。

 

ここで多分、最初のオスタルで出会ったクリスらしき人が…。

 

本人かどうかちょっと自信がなかったので話しかけられなった💦

 

 

途中でアメリカから来た男性と出会い、

 

(お名前はお聞きしなかったけど、リタイアされた位の年代の方。

 

確か息子さんが1983年生まれと言っていたような。)

 

何となく会話をしながらパドロンの方へ。

 

 

ワシントンとニューヨークの間辺りにご自宅がある。

 

以前、カミーノのフランスの道を歩いて(サリアのあたりから)

 

巡礼証明書を取るのにとても並んだため、今回は巡礼証明書をもらわないつもり。

 

今回はポルトから歩いてきた。(私より1週間早く歩き始めた。)

 

途中でリスボンから歩いてきた女性と出会ったよ。

 

荷物は運搬サービス(カミーノ上の宿から宿まで運んでくれるサービスがある)を使っている。

 

世界中を歩くのが好きで、

 

歩きたいときは一人で旅をする。

 

観光旅行は家族や奥様と一緒にする。

 

大きな犬を飼っていて、毎日犬を連れて散歩している。

 

ご自宅の近くは、都会のためビルがたくさんある。

 

アメリカには大きな公園はいくつかある。

 

日本は、沖縄に行ったことあるよ。

 

息子さんは京都に行って、とても良かったと言っていた。

 

世界中のいろんなところを歩いたが、

 

ドイツの古城(ロマンティック街道のあたりかな?)のあたりは良かったところの一つ。

 

大体どこの国の人も外国人には親切だが

 

ドイツ人はそうでもない人がいる。

 

カミーノでものすごく速く歩く人はだいたいドイツ人。

 

 

カミーノはPeacefulでHappyだね!

 

森を歩くと、自然や鳥の声がとてもいい…。

 

と話しているとパドロンの街へ到着。

 

一緒に歩いてくれたことに感謝してお別れです。

 
 

 

この日の宿はHOTEL CORONA DE PADRÓN。

 

残りの行程は27Kmくらい。

 

日本を出発する前は27㎞を1日で歩けるか自信がなかったので、

 

いちおう2日みていました。

 

でもみんなパドロンから1日でサンティアゴ・デ・コンポステーラまで行くと聞いて、

 

私もそうすることにしました。

 

 

カミーノ最後のあたりの宿になると思ったので、

 

プライベート空間のあるホテルにしました。

 

日本で予約を取っておきました。

 

このホテルは多分新しめでとてもきれいでした!

 

54.6ユーロで日本円で¥9,554。

 

 
 

 

シャワーを浴びてから、

 

食事に出かけました。

 

雨が降っていて寒い日でした。

 

 

近くにタコ料理の店を見つけて入りました。

 

ここでも出会った「BE THE CHANGE」。

 

 

屋根がオレンジ色のテントで、写真を撮ったら全部オレンジ色に。

 

タコはポンテベトラのプルペリアの方が美味しかったかな。

 

でもこちらのタコも美味しかったです。

 

食べていたら、なんとまたスペインの青年Aleixと再会!

 

カミーノ・マジックですね!偶然という名の必然でした^^

 

昨日と今日の行程についてお互いに話し、

 

帽子はオステルで見つかった。良かった。

 

Aleixはお宿はポンテベドラの「Hostel Charino」がベストだった、と。

 

昨日の宿はあまりよくなかったそうで。

 

足は相変わらず痛むみたい。

 

色々話しながら、

 

明日はラストデイだね!

 

とお別れです。

 

私はコインランドリー(ラバンドリア)にお洗濯へ。

 

ホテルに戻ったら

 

数日の疲れが一気に出て寝落ちしてしまいました。

 

ガクっと寝落ちしてしまったため、

 

ちゃんと寝た気がせず、疲れも取れず

 

せっかくいいホテルを予約したのにもったいないことをしました💦

 

次来るときはまたこのホテルを予約して

 

ゆっくり眠りたい。