朝食は種類豊富で、
日本人の今どきの若い女の子達がたくさんいた。
何かのイベントなのかな?
朝は手袋が必要なほど寒かった。
気温は一桁台だったと思う。
パリ。シャルルドゴール空港の近く。7時前。
だんだんと朝になっていく様子がきれいだった。
おはよう、朝日。
朝日が昇ってきた。
エールフランス。
機内で配られたお菓子。
日本でも売っているのかな?
美味しかったです。
ポルトガルのポルト空港では荷物がどこかへ行ってしまう事件!
ロストバッゲージに行ってしまっていた。
慌ててピックアップして、
メトロへ急ぐ。
特急の時間に間に合わないかも?
慌てるけど土地勘が無いので、気ばかり焦る。
空港からメトロでカンパニャン駅まで30分位。
あと5分で特急が出発、というところにギリギリ間に合う。
ちらっとしか見なかったけど、カンパニャン駅の近くも雰囲気が良くて良い感じ。
次はゆっくり回りたいな。
特急で小学生くらいの男の子を連れた日本人の女性が。
なんとこの近くに住んでいるのだとか。
特急はあんまり乗らないから乗り方わからなくて…とおっしゃっていた。
世界中のいろいろなところに、
日本人が住んでいて、たくましいなあと思ったり、少しうらやましかったり。
私はヴァレンサからカミーノを歩く予定で昨日日本から来たと話した。
15分位で二人は下車していった。
特急の旅は快適で、2時間でヴァレンサに到着。
ポルトガルは、こういうタイル細工、アズレージョがたくさんあって
翌日、、ミーニョ川を渡ってスペインに行くとタイル細工は見なかった。
3月9日の宿。
Hostel Bulwark。
かわいらしい外観。
ヴァレンサは城塞の街で、
入るときも迷いながら入って、
出るときも道に迷いながらでした。
ドミトリーのようなオスタルに泊まるのは初めてです。
WIFIはau POVOの海外ローミングサービスを使用。
宿からの連絡はwhatsappアプリから来ます。
チェックインの方法などもwhatsappから。
おそるおそる宿に入ると既に先客が。
玄関に置いてある装備から既にカミーノを歩いてきた方なのでしょう。
その後チェックインしてきた女性(エイミーというお名前らしい)は
「ポルトから一人で歩いてきた」と言っていた。
さらにその後チェックインしてきた男性はドイツから来たクリス。
なんと19歳!だそう。
「歩くのが好きでカミーノに来た。」と言っていて
人なつっこい笑顔、素直な人柄が前面に出ていて吸い込まれそうな明るい笑顔だった。
私にも「どこから来たの?歩くの好きでカミーノ来たの?」と話しかけてきて、
日本のことや鎌倉のことを話した。
「歩くのはたまに好き。」
と話したらちょっと微妙な表情をしていたけれど(笑)。
若い子たちは、ラウンジでワイワイ集まって話していて、
そういう友達づくりも若いうちは楽しいよね、と思いながら。
クリスは確か一人で今日到着した、と言っていたと思うけど、
その後、クリスにはカミーノ上で何回も会ったけど、いつも回りに女の子がいた。
彼の雰囲気や素直で吸い込まれそうな笑顔からはそれもうなずける気がした。
「カミーノマジック」という言葉があって
カミーノマジックの一つに同じ人と何度も再会する、というものがあるのだけれど
同じルートを歩いている人は、だいたい同じ日程で歩く人が多くて
何度も再会するのは偶然のような、必然のような
でも、同じ時期に同じルートを選んで出会ったということに
自分と似た雰囲気や、共感を感じたのは確か。
偶然のような、必然のような、奇跡だったと思う。
カミーノにはドイツから来ている人が多くて、
(出会った人の50%位はドイツの人だった。)
ドイツのドラマや映画で取り上げられたことがあるみたい。
ドイツからカミーノは遠くないし、100㎞程なら5日位で歩けるから手軽なのかも、と思った。
チェックイン後にヴァレンサの城塞の中をぐるっと歩いてみた。
高台で、ミーニョ川や対岸のスペインも見えて、景色が良かった。
夕方に宿のオーナーさんが来て、
明るくて親切で良い方だった。
カミーノで出会った宿のみなさんは
みんな親切でペレグリーノ(巡礼者)へのホスピタリティの強い人が多かった。
巡礼の歴史は古いので
巡礼者たちを受け入れてきた歴史や土地柄もあるのかもしれない。
心あたたまる対応でとても嬉しかった。