11日、12日と
ウチダゴウさん主催の高尾山ナイトハイク に行って来ました。
16:00に裏高尾・日影沢キャンプ場に集合して、
テントをたてて、環境NGO虔十の会 の人が作ってくださったおいしいご飯を食べて
19:30くらいから山頂目指して登り始める。
夜の山道。入っちゃいけないところに入っていくよう。
提灯をつけて先を照らして歩いていくけれど、
提灯をつけるとコントラストのせいなのか、真っ暗で先が見えなくなる。
けれどあかりを消すと、道のすじがうっすらと見えてくる。ふしぎ。
闇の中を進むと、自分と闇の境界線がなくなって、
自分の体がやみに溶け出していくような感じ。
その闇との同化感が、なぜだかとっても心地いい。
自分も自然の一部なんだなあ とか
いつも我がもの顔で(笑)道を歩いているけど、本当は通らせてもらってるのかなあ とか
そんなことを考えながらゆったり時を過ごす。
姿の見えないアマガエルの声、
新芽のやわらかなかんじ、下から吹く冷たい空気に揺れる桜。
いろんなことが動き出す春のそわそわした感じを、
きちんと感じる時間を持てたことがとってもありがたく思いました。
ダッチオーブンで作ったまるごと野菜たちをいただく時間も、
ゆらゆら揺れる焚き火をじーっと見つめる時間も
当たり前のようだけれどとっても豊かな時間。
にしても、疲れた・・
もっと豊かな心と体力をつけねば。