たらいまわし、の配慮。 | sachiのブログ

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「一人ひとりがそれぞれに自分らしくいられる場」をつくる人
でありたいなあと思いながら働く日々を綴ります。


今日は公益財団法人と社会福祉法人と、その税制について調べた。
内閣府行政庁、法務省民事局、厚生労働省、東京都福祉保険局、国税局、税務署・・
案の定ぐるぐるとたらいまわしにされたけれど、
その中でこの方の対応が本当にありがたかった。
東京都の生活福祉部の方だった。


「失礼ですが、この電話番号はどちらからお聞きになりましたか?」

「ええと、すみません、色んなところに電話してて、どこだったかな・・
最初は厚生労働省に連絡して、福祉保険局に連絡して、ええと、社会福祉法人係の・・」

「そうだったんですね。何度もお電話をさせてしまいすみませんでした。
今回の件、またお電話させてしまうのはお手数ですので、
私から少子対策部担当者と連絡をとって相談して、鈴木様におかけなおしいたします。」


・・・あ、ありがとう!!!

行政ではたらいまわしにされるもんだと思っていた。
確かにそういう人が多かったけれど、それはただの偏見だ。
そういえばそのへんの一企業よりも国や都の方が部署は多いんだろうから、
「別の部署行ってくれ!」と思ってしまっても仕方ないのだろう。
こういう人間らしい対応、本当に癒される。
仕事でも見習いたい。

それにしても行政の中の部署の多さに唖然とする。
国を経営することはものすごいことだ。
部署の数だけ日本社会に取り組まなければならない課題がある。
部署の数では追いつかないほどの課題もある。行政のせいにしているだけでは、何も解決しない。