第1章〜17歳の春〜 | a way is only up~不倫のその先~

第1章〜17歳の春〜

私は当時高校3年生の17歳。友達も人並みにはいたし、特に優子とは仲良し。よく万歳コンビって言われてたなぁ~(笑)

でも私は人より秀でる物もなきゃ、劣る物もない。

ただ1つあげるとしたら、3月にさよならした元カレの事。。
家賃もまともに払えないし、大学だってきちんと進級できない、どーしようもない男。

…おまけにあたしの友達に乗り換えやがったし(笑)


本当~にろくでなしなんだけど、でも嫌いになれなかった。友達に乗り換えられても関係はあった。まぁ彼にとってはしたいだけだったと思うけど……。


そんな彼が結局大学を辞めて実家に帰ることに。

寂しくなかったって言ったら嘘になるけど、それ以上に『解放される~♪』ってすっきりしてた。

でもやっぱり持て余す時間は増えちゃった。
それに若かったからかな…好きな人がいないっていうことに不安って言うか、劣等感を感じてた。

だから常にアンテナ張って『いい人いないかなぁ��』ってなってたんだ(^_^;)
















そんなとき彼に出会ったんだ…。