やらかした。
私としたことが決定的にやらかした。
前日に調子に乗って飲みすぎてしまい、久々に軽く二日酔いになってしまった。
せっかく草津温泉のペンションを予約したのだから、朝から出発して青春18きっぷを使って群馬の色んな観光地を回ろうと思っていたのである。
飲みすぎた残念な私、結局朝はのんびり10時出発。観光地は一ヶ所諦め、富岡製糸場と草津温泉を観光することにした。

しかし残念なことに富岡製糸場は年末はお休みのよう。乗り換え駅の高崎駅で知る。
まあドラクエウォークのお土産集めもしたいし、富岡製糸場は1度見学したことがあるからまあいいやとも思う。にしても事前に下調べぐらいはしようよ自分・・・。
休館日の富岡製糸場は門松も飾ってあり、新年ムードが漂っていた。


このころにはもう13時すぎぐらい。
二日酔いのおかげでお腹はなんとなーく空いているのになんだか胃の奥がモヤモヤするような。
そんな時になんだか気になるお店を発見してしまう。



昔ながらのお肉屋さん。
こーゆーとこの揚げ物は美味しい。絶対美味しい。お店を見るとどうやらカレーパンが名物のよう。迷う。食べようかどうか。二日酔いの胃はカレーパンを受け付けてくれるのだろうか?
結果、問題なし。美味しく頂きました。揚げたてのカレーパン、ほんとに美味しかった。
他にもコロッケやホルモン、色々気にはなったがさすがにそこまでは無理かと思い自重。

その後、電車が不審火で止まるトラブルにも遭ったが無事に草津のペンションに到着。


日本最初のペンションだそう。
到着後に夕食を頂き、雪の草津を観光し、のんびりとSASUKEを観ていたらすっかり夜も更けていた。



草津は予想以上に観光客が多かった。
まあGotoは中止になったけど、旅行に行けなくなったわけじゃないですからね・・・♨️





2泊3日の屋久島旅行も最終日。
ヤクスギランドを散歩して、空港近くの温泉に入って帰ろうかと計画を立てていた・・・が、宿のご主人から「バスで行ける場所に紀元杉という立派な杉がありますよ」との情報を頂く。
ヤクスギランドと紀元杉。バスの本数も少ないし両方は行けないな。どちらにするか、バスの中で考えればいいやとのんびりと朝食をとる。

この日もほんとに理想的日本の朝ごはん。
宿のご主人にバス停まで送ってもらう。それにしてもこんなリーズナブルな値段でここまでサービスが受けられるのかと感心してしまう。ごはんも毎週美味しいし、お風呂や部屋もとても清潔。またリピートしたいと思える宿だった。

バス停に到着すると女性が2人、何やら困った様子で立ち話をしていた。2人の足元には口をぱくぱくさせた鳥が1羽。どうやらガラス扉に激突して脳震盪を起こしたようだった。「このままにしておくと猫に食べられちゃうね」と。「島ではよくあることなの」とも言っていた。倒れた鳥は女性達が猫の目の届かない場所へ避難させたようで安心した。バスや車で野生の猿、鹿を何度も見かけたり、屋久島は予想以上に自然が身近な島だった。

バスの中で散々迷ったが紀元杉→植物園→温泉を回ることにする。
紀元杉は私1人。
色んな角度から見たり、マスクを外しておもいっきり深呼吸したり。いい時間だったなという他ない。今回縄文杉は見れなかったがこれだけ立派な杉も見れたし、またこればいい。

植物園も貸し切り状態。
写真撮影がしやすくてありがたいが、何だか申し訳ない気持ちに。休憩がてらポンカンジュースとフルーツの試食を頂いたが、歩き疲れた体に甘いものが嬉しかった。
温泉も時間が早いせいか貸し切り風呂。ほんとに贅沢。私は1000円でちゃっかり日帰り利用しているが、これだけ立派な宿の大浴場、貸し切りだといくらぐらいになるのだろう・・・といらんことを考えてしまった。


夕食は鹿児島空港で。
飛行機の中で寝ればいいやという気楽さからまた焼酎を飲み、楽しかった思い出をぼんやりと反芻した。
【20201204 屋久島】
さて。
この日は今回の旅行1番の目的、白谷雲水峽トレッキング。
もののけ姫のモデルとなったことで有名な場所である。ミーハーな私はもちろんもののけ姫がきっかけでここを知った一人。
数年前に台湾の九份も行ったから、ジブリ映画のモデルとなった場所へ行くのはここで二ヶ所目だな。とはいえ九份は公式でモデルだとと言及されたわけではないらしいけど。

朝ごはんを頂き、宿でガイドさんの迎えを待つ。
ガイドさんの迎えの時間を知った宿のスタッフさんが、朝ごはんを規定の時間より少し早めにしてくれた。私はごはんを食べるのが遅いのでちょっとした気遣いがありがたい。

理想的日本の朝ごはん。推しのねんぷちと共に。
毎朝こうでありたいなあ・・・。なかなか難しいんですけどね。

ガイドさん、同行のご夫婦と合流。車内から猿の親子を発見してテンションが上がる。


実はドラクエウォークのお土産ゲットが白谷雲水峽での目的の1つ。これだからおたくは・・・。ドラクエウォークには全国お土産図鑑というシステムがあり、全国各地の観光名所に行くことで集めることができる。特に白谷雲水峽のさつまいもスライムは難所といわれており、ユーザー同士の交換の際にもレートが高い。せっかくの機会だしぜひゲットしておきたいところ。
電波が少し悪く、時間がかかってしまったが無事さつまいもスライムを入手。

準備運動をしてトレッキング開始!
ガイドさんが屋久島の草木や花、生き物について色々話をしてくれる。話も面白かったんだけど、道中で「このキノコ、笑ってる顔みたいですね」とか「この木のコブ、ライオンに見えるでしょ」とか。とても観察眼が豊かだしよく周りを見てるなと感心。私なんて転んだりケガしないように足元見てるだけで精一杯。想像力や観察眼を発揮する余裕なんてどこにも・・・。
同行のご夫婦もとても元気だった。ガイドさんもご夫婦も私より歳上なのだろうけど。滑ったり転びそうになったりしてたのも、途中でしんどくなってマスクをはずしたのも私だけだった。(マスクはしんどくなったら外してOKとのことだったので)





いわずとしれたもののけ姫の舞台。苔の森、サンの住み処、乙事主のモデルとなった倒木。
私が見ても「わあ。綺麗!」でおしまいなのだけど、宮崎駿監督はここにサンやアシタカ、コダマや乙事主が見えてたんだろうな。クリエイターさんってすごいや。
この場所で自作のコダマのぬいぐるみで撮影する人が多いそうで、なかでもヨーロッパの方はよくコダマを持参するそう。ぬい撮りはもはや国際文化なのだな。私も推しのねんぷちやもちを持ってこればよかったかなあ。




ゴールの太鼓岩。お疲れ様でした!
と言いたいところだけど、まだまだしんどい下りが待っているのでした。

帰りは宮之浦で下ろしてもらい観光をする。
文化村センターの映像ホールが面白いですよ、とガイドさんに勧められたので観に行くことに。確かに大型スクリーンで観る屋久島の自然は大迫力。TDSのソアリンに乗っているようだった。私は大丈夫だったけど乗り物酔いしやすい方はちょっと注意が必要かも知れない。
屋久島の産業や文化や歴史、民話まで紹介されてるので島のことを知りたいならまず行くべき場所かも。こじんまりしていたが見応えもあった。


宿に戻ってまずは洗濯。洗濯機と乾燥機、洗剤も無料でありがたい。
1人でお疲れ会!今日はお酒も飲むぞと意気込んでいたのだが、三岳のお湯割り2杯でへろへろに。美味しいけど芋焼酎は強いなあ。
疲れてたのと久々のお酒でこの日の私もぐっすりだったのでした。