ノンフィクションでしか歌が詠めないあたしには あなた以外のそれは詠めない


白い光
闇をつらぬく
さみしさとどうしようもなさを
電波にのせて


噛み切って
持って帰ると言っていた
ゆびきりげんまん
稚拙な約束


オレンジの光は基地の
電灯と教えてくれたね
知っていたけど


失礼な響きに聞こえてしまうほど
言葉足らずな愛液にまみれ


体温ておんなじようでちがうから
中和させたくなると聞いたよ


口角の上がり具合が気になって
何度も確認していた8月