初めて見た昇段審査 | 礼儀作法の修得・心身鍛練・大会出場・運動不足解消・ダイエット 新極真会 秋田支部 大館道場 大館市趣味・大館市習い事

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新極真空手 道場生募集
稽古場所:大館東中学校武道場
稽古日時:月・金19:30~21:00
新極真会秋田支部大館道場
分支部長 小畑 一樹
指導員 東海林 祐郎
指導員 伊藤 一平
指導員 橘 範広
準指導員 杉林 優太
日々の稽古等の紹介。

1996年秋の昇段審査。

受審者 横手道場 S先輩

S先輩は超真面目な方だ。

私も真面目だね

と言われる事があるが、それは違う(笑)

みんなにもバレていると思うが

以前会社の上司に「真面目なふりしやがって」



こっぴどく怒られた事もある。

小さい頃から確かに真面目なふりをしていた。

それは否定出来ない。

S先輩は、本当に真面目な方だ。

もし、仮にS先輩にそうでない面があったら、人間不信になってしまうだろう。

話をしている姿を見たこともないし、もちろん話をしたこともない。

S先輩の十人組手はまさにS先輩そのものだった。

寡黙な十人組手だった。

この十人組手は、十人全員黒帯。

ちなみに私の時は、7人茶帯・3人黒帯だった。
(正直、茶帯と黒帯は違うんだ)
(強さにおいてだけではない)

S先輩は、打たれ強く・粘り強く・心が強い。

一度も倒れることもなく、戦意喪失することもなく完逐した。

その時、黒帯になりたいと思ったのではなく、これをやりたいと思った。

今現在、黒帯を締めさせて頂いているが、どうも黒帯は厄介な時もある。

入門して一番末席で稽古していた時の気持ちを見失いがちになる。

道場で抱えている様々な問題。

みんな一番末席で稽古していた時の気持ちを取り戻せたなら、ほとんど解決するのではないか?

そう簡単には行かないか(笑)

S先輩から一番大切な謙虚な気持ちを学びました。

ありがとうございました。