書くことはいい。日本で日本語教師になる!と決めてから、私は日本語を勉強の為に大の苦手な読書を始めた。そして文章を書く練習の為にこれを書き始めた。そして気づいたが、私は母国語の日本語ですらちゃんと理解できてなかった。読む、書く、聞くという全てのことがちゃんと出来てなかった。しかも語学センスはゼロなので他の人より理解が遅い。でもそんな私でも唯一、話すこと、は出来ていると思っていた。しかし、よく考えてみると、私は日本語を話すことは何時間でも出来る。けれどそれは自分の話だけでしかもそれを聞いてくれる相手は2人か、せめて三、四人の仲の良い人達。大勢の前でのスピーチや、学校や会社でのグループやクラスでの討論では、たちまち貝のようになる。言いたいことが全く言えなくなり、でも考えることは好きなので他の人が意見してる間に話したいことが溢れ出し山程言いたいことが出てくるが発言できたとしても上手く伝わらず、冗談なども言うが全く伝わらないみたいで無反応。しかも冗談を言ったことで余計に何を言ってるのか、話の趣旨が見えなくなり色んな事を話したつもりでも全然伝わってなかったりした。少人数で自分と気の合う人が相手ならそんなふうに自分の気持ちや考えをまとめず思いついたままぽんぽん話してもみんな推測して理解してくれたり、私の話の癖や性格や考え方、価値観を知ってるのでトンチンカンな事をひたすら話しても理解してくれる。だから、私は日本語ができる!と思ってたし、教えるのに勉強する必要はない、もし理解できない人がいたとしたらその人が日本語の能力がないだけと思っていた。しかし、日本語の勉強を始めて、私は全然日本語を分かってなかったと反省した。オーストラリアに来てから、とりあえず日本語の勉強は中断し英語を勉強し始めたが、まさに留学当初の私は日本語を勉強し始めた頃と同じで、あれだけ中学、高校などでテストの為に英語をしたのだからある程度は出来るだろうと思っていた。しかし、初めのクラスのテストで結果は下から2番目のクラスだったのでこれは間違いだと学校の先生に言いに行った。今思えば本当にアホなどうしょうもない私。そのクラスではクラスメートもみんな私と同じ様に話せなかったのでそんなに自分の英語力を気にせずいたが、段々とクラスのレベルが上がり、今のクラスは私のレベルより遥かに高い。これは新しい生徒が増えたのもあるし先生が気を使って長期留学の私を少しずつ上のクラスに上げてくれたので全然授業についていけないけど、毎日、1000本ノックだと思い、ぽんぽん来る玉を必死で打返す、今はそういう時期だと思いやっているがそれを続けていて、英語も日本語と同じだなと思った。私はもちろん英語も読む、書く、聞く、それに話すどのスキルも低いが、話すことに関して思うのが、私はこれを書き始める前は、話したいことが山程あっても英語だから話せないと思いこんでいた。もちろんそれもあるが、でも、これを書き始めてほんの少しだけど前よりも話せるようになった気がする。その理由は頭の中で自分の考えや言いたいことが少しずつまとまりだしたからだと思う。今までは、オーストラリアの生活、人々、自分の置かれている現状、ホストファミリー、学校、大家さん、社会問題、など自分が何に不安なのか、困っているのか、イライラするのか、自分は何が好きなのか、何が気に入ってるのか、何をしたいのかが、たくさん考えてることがあるのに、でも毎日の生活で人と話したりニュースを見たりするとそれに影響されて自分の考えが分からなくなったり、これでよいのかとそれまで考えてたことが突然なくなったりした。でも日本語だったらそれでもあやふやなまま、話してもなんだかんだで話せるが、英語だと考えや意見や知識があやふやだと、使う単語や表現も変わってくるのでもしあやふやなまま話してもそれを何とかまとめるという英語のテクニックはもってない。自分のボキャブラリーや表現力がめちゃくちゃ少ないのに、そんな高度な事はできない。でも、自分で時間を調節しながら出来る読む、書くということは英語でもなんとなくできたが話すことが本当に出来なかった。でもその原因は自分の語彙力が少ないのと知らない表現が多いからだと思い込んでたけど、それ以外にも自分の考えや意見がなかったからだと気づいた。自分の考えがないといつも他の人の意見に合わせてしまっていた。それが、違うと思っていても。だから、いざ自分の発言の時になると準備が出来てなく人の意見に賛成してるように振る舞いでも違う考えを言うので無理やり話してもあやふやだと聞いてる相手には全く伝わらない。それでも日本人なら同じ様な考え方や価値観や使う単語や表現が似てるからかなぜか言ってることが意味不明でも伝わったりするが、オーストラリアの現地の人や、違う国からの留学生には全く伝わらない。彼らも一生懸命理解しようとしてくれてるけど、自分でも何を言いたいのかわからないので、もちろん彼らはわかるはずない。話がぐちゃぐちゃな私を見て彼らはただ英語が出来ないから話せないんだと思っている気がする。でも、これを書き始めてから少し自分の中の考えがまとまってきたので自分の意見を伝えることが出来る時もあり、ほんの少しだけど、最近、あれ?前よりも話せるようになったかも、、、感じることがある。それで改めて思ったのはやっぱり書くことはとてもいい。それに、書くことで自分の中に溜まった物が外に出るのでスッキリする。デトックスにもなってると思う。そう言えば、昨日買い物してて途中トイレで鏡見たら、よく休めたせいか浮腫みやクマがかなり減っていた。最近ここに自分の気持ちを書くことで上手く息抜き、上手く自分の中に溜まった物を吐き出せてる気がする。でも、これは毎日少しずつやるのがいいと思う。少しずつだと段々と自分の考えがまとまってきて見えてくる。霧の中を彷徨っていてたまにチラチラ見たいものが見えるけどでもずっともやもやしてて。そして、ある時すっと今まで見たかったものが見える時がある。いざここぞという時に英語ではまとめて発言できる様になる。それを続けていれば少しずつ自分の土台が築け自分の自身にも繋がると思う。そうすれば段々と人の意見や言動に左右されにくくなってくると思う。これからも書くこと続けていこうと思う。


今日学んだこと


genetically modified 

遺伝子組み換えの


One day, he's in the school laboratory doing some experiments and he is bitten by a genetically modified spider.


ある日、彼は学校の研究室でいくつかの実験をしていて、彼は遺伝子を組み換えられたクモに噛まれた。