2016年 5月後半  決断

 

主人は私の決断を快く後押ししてくれました。家族だから全員が一緒にすごす事だけがいいと思わないのは夫婦2人の同じ意見でした。

4人が全員違っていい。住む場所も価値観も夢も希望も。自分らしく笑顔で過ごしてほしい

 

次の日もう一度村の役場に話しに行きました。

この村に家を借りて移住したいと。

家族ごとではなく私と娘2人。

自宅を手放す気は全くありません。自宅は家族のみんなの帰ってくる居場所としてとても大切な場所。

この頃主人は東京に単身赴任しており平日はいなかったので、平日は私達も村の住民とし暮らし、金曜の夜から月曜の朝までは自宅で過ごそう

ということになりました。心に夢を取り戻しもう完全に前を向いてしまった長女 田舎の風景に心躍らせる次女 

 

村には何十件かの新しい村営住宅がありますがそこはどこも満室で空きがないとのこと。 村の方は親切に今借りれる家を探して下さりました。

 

やっと見つかったのが、空き家になり数年経った一軒のお家。築年数は50年くらいであろう家の中に入るとネズミの糞 障子は破けており お風呂は壊れ…   一瞬 気が遠くなりました。 今暮らしてるのは築3年の家 気に入った間取り、明るいリビングに使いやすいキッチン フルオーダーで作った我が家 これでいいのかと… しかしここに住所がないと暮らせないし通えない。一歩は踏み出さないと何も始まらない!

賃貸だけど手直しはしていいとのこと  家賃1万円 ここ以外はもうないとのこと 家族の中 答えは出ていました。

1日1日を充実した日々にするため。       即決でした。