2016年 5月20日
小学校の先生に学校を変えようと思っていることを話しに行った。
教頭先生は足と腕を組みこういった。「こんなことで学校をかえていたらこれから先どうするんですか?」
私は「この子が自分らしくいられる場所と夢を探しに行くのです」といった。
前しか見るつもりはないし子ども達も私達も今より1秒でも先が価値あるものになるなら迷いもなかった。
家族4人で住む家は新築してからわずか3年 主人は平日東京で仕事をしており 週末自宅へ帰って来て子供達とキャンプやBBQ
遊ぶのを家族みんなで楽しみにしているごく普通の家族。 ただ一つ8歳の長女が学校に行くと熱を出し朝行きたくても行けず死んだような目をしていた 理由は1年後までわからなかった。 このままではダメになってしまう。この子に眠っている才能や持って産まれた個性 それを守りたいと思った。子供が子供でいる貴重な日々を、人生の基盤になるであろう日々を、キラキラ夢を追える時間にしないといけない。それが私の子育て方であり 使命のような気がした。 新しい家も 住み慣れた町にいるのはそこを楽としている私のエゴだと思った。子どもの人生には全くいらないものだった。
祖父母 友達 ママ友 みんな唖然としていた。 今でこそコロナ渦が来て デュアルライフ 多拠点居住 田舎移住 などが浸透し始 めたが そのころは私たち家族の行動は『逃げ』 とも見えたことだろう。それは8年が過ぎまた新しい町で1年目をしている今の周りの方にも8割型がそう見えていることだろうと感じる。 現実から逃げることだと。
ここから8年間はまさにいろんな孤独や格闘と向き合った
今私達は自分達の生き方を自分自身で誇れるようになった
これから始まる物語は実際に経験して来たこと思ってきたことです。
ゆるりと記憶と向き合いながら書いていきたいと思います。