https://news.yahoo.co.jp/articles/1f78de97b69821a33d621370c8237190e012e16e?page=1








↑私もここについては柘植先生の

おっしゃる通りだと思います

公的な管理機関があった方が良いと

私も思います


特に卵子提供の場合は

柘植先生のおっしゃるような企業が

あったりしますからね…







↑シンポジウムでも

養子縁組の団体から

同じようなご意見がありましたよね








↑こちらについては卵子、精子提供に

限ったことではなくて

自己卵子、自己精子の不妊治療でも

もっと考えないといけないところだと

思っています


ただ、半世紀以上前は

今よりもっともっと

「子育てがしんどい」と言えなかった

時代です…


昔しも今も子育てのしんどさは

変わってなくて


それが昨今ではちゃんと

「しんどい」と声に出して言える

人が増えてきたのだと思います


また世の中も声に出すことについて

理解を示してきている部分もあると

私は思います


昔しも同じような技術があったら

私はどうだったかな?と思います


昔しは「育てるしかなかった」だけで

表に出ないだけで結構酷い目にあった

子供もたくさんいたと思います


とくに発達障害などは

昔しは全く分からなかったので

かなり辛い幼少期を過ごした方は

たくさんいらしたと思います…


なので育児においての

「昔しは違った」については

もっと「丁寧な検証」が必要では

ないかな?と思いますし


育児が楽しい、楽、しんどいは

子供の数や年齢にもよって違うので

一概に「昔しは違った」とは

言えない部分もあると思うのです


私が卵子提供の活動を通して

感じたことは


「全ては繋がっている」です


卵子提供だけを取り上げて

ワーワー言っても解決に繋がらない

その前の「自己卵子の不妊治療」

から見直さないと解決しない


さらには「自己卵子の不妊治療を

する前」に考えなければいけない

ことがあるんだと痛感しています


シンポジウムでも「性教育」の

拡大、拡散、啓発の大切さについて

述べさせて頂きました


人間の一生は全て繋がっている


だからこそ切り離して考えるだけだと

解決しない

これは「アイデンティティクライシス」

にも通じるところがあると思います


不妊治療をしていると

どうしても

着床前診断を希望する人も多くて

検査を繰り返すうちに

自覚が無くパーフェクトベビー症候群に

なっている人が多い印象です


とにかく無自覚な人が多い印象です


「健康な子供を望むのは当たり前な

ことだ」と誰もが思うのは

「当たり前なこと」なのかもしれません


しかし、そこに「医療」が加わると

少し状況が変わってくる…

おそらく柘植先生はそのようなことが

おっしゃりたいのだと思います


とても大切なことを

おっしゃっていると思いますが


記事のタイトルは少し誤解を

与える表現だと感じます…

出来ればこのようなタイトルは

やめて頂きたいなと思いますが…


支援者はパーフェクトベビー症候群に

なっている人にもちゃんと

対応していくことが大切だと思います


パーフェクトベビー症候群に

なっている人にしっかりとお話しする

ことはとても大切なことです







↑どんな子が産まれても育てる

確かにそれが大前提での医療だと

私も思いますが


実際には親になりたい全ての人が

そのように思っているわけでは

ないですからね…


ここも非常に難しいところです


「どんな子が産まれても愛する

覚悟」を「必要とすることは大切」

ですが


「どんな子でも愛せなければ

ダメだ!」と「圧」をかけるのは

良くないと思います


「圧」は少子化の観点から言っても

全くプラスに作用しないと思います







↑こちらについては

何も不妊治療だけがこうなる

わけでもないですからね…


自然妊娠で出産した人の多くが

「本当にこれで良かったのかな?」と

自分で子供を産むと決断して産んでも

日々、悩みながら子育てしてますから


パーフェクトベビー症候群になって

いる人は別だと思いますが


そうではない人についても

生殖補助医療で産んだ人は

「悩んじゃいけない」というのは

あまりにも酷ではないかな?と

思います


そのように「圧」をかけることは

全く良い方向に向かわないです


本当は悩んでいるのに

声に出して言ったら

「悩むくらいなら最初から

卵子提供なんかで産むな!」と

叩かれると思うと言えない


これは少子化対策の観点からも

絶対的にやめた方が良いです


叩かれたり理解されないのが嫌で

誰にも相談できずに

一人で悩みを抱えてしまうのは

最悪虐待にも繋がりますよね…


ここについては柘植先生の

価値観の古さを感じてしまいますし

柘植先生も価値観のアップデートが

できていらっしゃらないのでは

ないか?と感じてしまいます


自然妊娠で産んでも

不妊治療で産んでも

卵子提供で産んでも

養子縁組で育てても


皆んな悩みますよ…

全ての子育ては悩みとセットだし

悩まない子育ては無いと思います


少子化の観点からも

柘植先生のこの部分の考え方は

子育てをする親をちょっと追い詰めて

しまうのではないかな?と思います


少子化だからこそ

「誰にとっても手厚い育児支援」が

必要だと感じます


私はむしろ躊躇や葛藤というよりは

「後悔すること」の方が状況としては

よくないと感じます


前述したように

躊躇や葛藤は何を選択しても

誰にでも起きることですから


私はそれよりも卵子提供で出産した

ことを後悔するような人がいたら

やっぱりそれはダメなんじゃないかな?

と、いち当事者としても思いますし


そのような人が出ないように

事前に卵子提供について知ってもらい

たくさん考えて欲しいなと思うのと

同時に継続的な支援は必要だと

思います


幸せについて考えることは大切ですが

考えて終わってしまうのではなくて


これからの時代は

卵子提供でお子さんを産んだ方も

積極的に子育て支援を受けて欲しいと

私は思っています


柘植先生のこのような論調も

大切だと思いますが

私は時代の変化で柘植先生の

この論調がこのまま残るとは

思えない部分もあります


子育てをする親に対して

「圧力をかけるようなことは

やめよう!」このような論調に

どんどんとなっていきますし


子供を持つことについては

「個人の自由じゃん」という

要素が強いですから


特に最近は「個人の自由」という

論調がもの凄い速さで

浸透してきていますからね


芸能人にもそのように考える人が

たくさんいますし


私は個人の自由については

「皆んながルールを守った上での

個人の自由」だと思っています


多様性も、個人の自由も

「皆んながルールを守った上で」

が大前提だと思います


ルール無しの多様性や個人の

自由はとても危険です


子供たちにもそのように

伝えようと思っています


芸能人でも、こちらについて

もっとちゃんと発言する人が

出てきて欲しいです


私よりも1000倍有名で

影響力があるんですから


ただ「リスク」については

時代が変わってもそのままなので

「リスク」については啓発という形で

残っていくとは思います


柘植先生のおっしゃる

リスクの提唱や啓発については

私も多いに共感する部分があります


啓発行為が残っていかないと

別の意味で人類が無茶をして

それこそ地球自体が滅亡するんじゃ

ないかと思います


リスクについては私じゃなくても

必ず誰かが啓発していくと思います


啓発こそが最悪の事態を防ぐ

唯一の方法だと思っています


卵子提供で赤ちゃんが欲しいと

思っている全ての人に

今一度、命と愛の大切さや

多方面から卵子について

深く考えて頂けたらと思います