タイトル通り、転職することになりました!


さすがにこの歳でもう転職はないだろう、、、と思っていたのに人生って何があるかわからない。


今の会社の仕事がハードすぎて、体がもたない、っていうのが大きい。アメリカ系企業なので、結果に対してはかなりシビアで、徹底的に数字で追い詰められるので全く気が抜けない。かなり自分の時間を犠牲にしなければならず、家庭との両立を考えると限界という感じ。仮に異動しても昇進しても、これがこの会社の姿勢だから、どう転んでも全力疾走するしかない社風。普通の会社なら、ちょっと仕事中一息ついてお茶したり、立ち止まってじっくり考えたり物事を整理する時間があるのに、今の会社はコーヒーブレイクどころかランチ、トイレに行く時間もない、ってぐらいのテンションで1日が終わることがザラでした。滝汗 50m走のペースでフルマラソンしてるような毎日で、それが終われば今度は家事とか料理とか家族サービス。このままこの体制、ペースでずーっと走り続けるのは無理だし、嫌だ!と思い立った。


それで転職エージェントに連絡取ったり、放置状態だったLinkedIn のプロフィールを更新。特にLinkedInはchat GPTの力もちょっと借りてブラッシュアップして、Premiumメンバーになり、求職中であることのアピールもして、ちゃんとした写真も入れたところ、予想以上に多くの企業やエージェントからアプローチがあった。


その中でキャリアパスにマッチした企業と面接したところ、意気投合。トントン拍子で1週間でオファーを頂けて、呆気なく1ヶ月弱で転職活動は終わりました。


ご縁が巡ってきたとき、追い風が吹いてきたときは、思い切って運に身を任せるのがいいという信条だから、あっさりフィーリングで決めてしまった。今の会社よりハードで厳しい職場はそうそうないと思うから、新天地での仕事のハードさとかワークライフバランスは全く心配してないし先方にも聞かなかった。笑  ちょっとはそっとじゃへこたれないからかかってこい、って感じです。😆


転職エージェントに相談すると、50という年齢でほとんどの案件で足切りされるように思うし、先方も、ここなら受かるだろうというところしか薦めてこないけど、LinkedIn なら自分で直接応募もできるし、エージェントが薦めてこないような面白い企業、誰もが知る有名企業からも声がかかった。採用側も、転職エージェントの高額な紹介料をかけず無料で候補者を探せるので、最近は特に外資系は近年LinkedIn でのリクルートに力入れてるんじゃないかな。


転職を考えている方のみならず、ビジネスのネットワークを広げたい方は、LinkedInを是非積極利用して、プロフィールをしっかり書き込んで、写真も入れましょう!


転職35歳限界説などという神話が未だ巷にはあるし、最近は大手企業も45歳以降は希望退職者を募ったりしてるし、50歳過ぎての転職は絶望的、みたいな空気が濃厚だけど、興味を持ってくれる企業は結構あって驚いたけど、少子化でどこも人手が足りないんだから、50代でも全然貢献できるのだ。何ごとも、興味があったり、やりたいことがあるなら、一般論や常識やネットに広がる噂に振り回されないで突き進むのみ。あれこれ悩む時間がもったいない。行動すれば必ず何かの縁や好機が巡ってきて、道は開ける。


そもそも今の会社もマレーシアから帰国前に応募して、48で雇ってくれた。仕事はとってもハードだったけど、社員は全員がリーダーですべて自分で決めて責任を持って遂行するという社風の中、死物狂いでトイレも我慢しながら(笑)頑張ってすごく鍛えられたし、優秀で頭の切れる同僚、リーダーに囲まれて、仕事に対する姿勢や考え方が根本から変わった。これはこれで通らなければならなかった道だから感謝している。それだけの凄い会社だったから、こうしてすぐ次のご縁に繋がったのだと思うし。


私としても、子供たちが中高生になって、やっと仕事に本腰入れられるようになって環境は整っている。女性はやっぱり結婚、子育てがある時期は仕事で最前線に出て頑張るのは難しいし、特に子育て期には母親の本能が働いて仕事一辺倒にならないようブレーキがかかるようにできてると思う。今だってもちろんまだ手はかかるけど、10歳以下のときとは違うから。


50にして天命知る、って言うように、遅咲きではあるけど、色んな経験をしてきて、自分のキャリアはこれからが本番だな、って思ってます。😆 会社員としてのランウェイはもうそれほど長くいないから、次のゴールは起業かな。健康でいられる限り70,80になっても隠居せず、常に勉強して仕事をしていたいから!