コロナ禍ですっかりスローライフになった最近、せっかく時間があるのだから本を読んだり勉強しよう、と世界史にハマっています。

 

何を隠そうきっかけは、息子のXboxのゲーム、「アサシンクリード」(笑)。

 

ヒマだったある日、何気なく遊んでみたのですが、グラフィックの美しさとストーリーの面白さに引き込まれ、その時代背景に興味を持ったのがきっかけでした。

 

アサシンクリードは映画にもなった大ヒットゲームシリーズですが、第一段は、聖地エルサレムを巡って十字軍とイスラム勢力が対立していた時代、

アサシン教団の一員である主人公が、秘宝を回収するため、テンプル騎士団のターゲットを暗殺してゆく、、、というストーリー。

 

ダマスカス、アッカ、エルサレムなどの街並みを当時のようにそっくり再現したグラフィックが本当に綺麗で、本当にそこにタイムスリップして冒険しているかのような気持ちになります。当分旅行ができないし、こうなったらゲームの中で旅するしかない!ニコニコと、予想外にこのゲームを楽しんでいたのですが、世界史にあまり明るくない私。このときの歴史的背景ってどんなんだったっけ?十字軍遠征時代って具体的にどこで何が起こったんだっけ?という疑問から始まり調べ始めたのをきっかけに、ハマりました、世界史。

 

ここで参考にさせていただいたのは、中田敦彦さんのYouTube大学の世界史授業。また、NHK高校講座の「世界史」も見て、気分はまるで高校生。

 

中田さんのYouTube大学は、あらゆるジャンルのトピックや本をすごくわかりやすく、面白可笑しく解説してくれて、オススメです!いつでもどこでも、無料でこんなに知識、教養を得る事ができるなんて、いい時代になったものです。

 

 

それにしても、200年という気の遠くなるほど長い期間、十字軍は聖地エルサレムをイスラム勢力から取り返そうと戦っていたわけですが、すごい執念。200年ですよ!ガーン エルサレムを巡って一体どれほどの血が流れたのか、、、。その対立は2000年を経た今も続いているわけで、宗教の影響力って計り知れないです。

 

それで、十字軍の前後ってどうだったのか、そもそもこのエルサレムを巡る戦いってどうやって始まったのか、と疑問が膨らみ、結局この中田敦彦YouTube大学とNHKの世界史高校講座で、ユダヤ、キリスト、イスラム三大宗教の始まり、古代ギリシャ、ローマ帝国の栄枯盛衰、ルネッサンス、大航海時代、産業革命、アメリカ史、世界大戦に到るまで、一気にビンジウォッチング!(笑)

 

大雑把にしかわかっていなかった世界史ですが、改めて細かい背景、勢力争い、歴史を動かしたキーパーソン達を理解した事で、アサシンクリードはもちろん歴史モノの映画や本などもより一層楽しめるようになりました。

 

今はアサシンクリード2をプレイ中なのですが、こちらはルネッサンス期イタリアのフィレンツェやベニスなどを舞台にした物語で、レオナルド・ダ・ヴィンチやメディチ家のロレンツォなど豪華キャストが登場して、ホントに面白いし勉強になります。リアルに当時のイタリアを冒険しているみたいです。

 

コロナが収束して、いつかまた以前みたいに旅行ができるようになったら、歴史を振り返り噛みしめながら世界各国をゆっくり旅したいものです。