暑さMAXな今日この頃。昆虫、爬虫類、両生類もこの暑さで元気いっぱい。毎日様々な生き物に囲まれて暮らしておりますが、この前、ふとベランダを見回すと、何やら茶色い物体を見つけました。
しばらくすると、大きな蜂が飛んできて周りをウロウロしている、、、
げっ、、、こんなところに蜂の巣作ってる、、、

蜂の巣って、軒下とか、頭上の手の届かないところにあるものと思っていたけど、この巣は地面のタイルとスライドドアの敷居の角にありました。
大きさは5センチ程度で小さいですが、放っておいたら大変なことになるので、とっても胸が痛んだけど、蜂がいなくなった隙に棒で撤去。
蜂の巣撤去なんて初体験でしたが、思ったより固くて、取るのも一苦労。

やっと壊したら、中に何匹か幼虫がいて、本当に女王蜂に申し訳ない思いでしたが、ほうきで素早く掃いてしまいました。
撤去してしばらくすると、女王蜂が戻ってきました。きっと餌を運んできたのでしょう。なくなってしまった巣を一生懸命探して、付近をブンブン飛んでいました。
ごめんね、本当にごめんなさい、、、。

できることなら壊したくなかったけど、仕方ないのです、蜂の大群と共存はできないから、、、。
その翌日は、これまたエグイことに、車で帰宅の際に、ガレージで小さな蛇をタイヤでやってしまった

車を降りた際、娘が後輪の後ろでドクロを巻いてピクピク動いているそれを発見して気づきました。
まだ赤ちゃんサイズ。毒を持ってないタイプの黒いヘビでした。
なんでこんなタイミングよくタイヤの下に来てしまったの、ヘビちゃん、、、。
ほうきでひっくり返してみたけど、ほんの少し動いて、息絶えてしまい、娘は「可哀想!」と大泣き。
近くの垣根の下にそっと置いてきましたが、きっと今ごろ蟻の餌になっていることでしょう。
東京に住んでいこんなことが起きたら、ギョエー〜〜!!!
と大騒ぎでしょうが、マレーシア生活にもすっかり慣れ、私も逞しくなったものです(笑)。


でも、2日連続でこんなことが続いたので、ちょっと凹みました。
命あるものですから、やっぱりかわいそうで。
女王蜂が、なくなってしまった巣を探して飛ぶ姿は、同じ母親として見るのが切なかったです。
赤ちゃんヘビもまた然り。
私たち人間の生活には邪魔だから、こういった生き物たちは害と見なされ駆除されてしまうわけですが、彼らだって私たちと同じように必死に生きて、子孫を残そうとしてるわけですから、それを始末するのは人間のエゴなんだなぁと思う。
そうは言っても、やっぱりGだけは大嫌いで、躊躇なく退治してしまいますがね!
ヘビやヤモリは家を守るという神話があるし、蜘蛛は昔から神聖な存在だし、蜂はその生態の神秘が崇められたりして、スパイダーマンや蜜蜂マーヤなどアニメのおかげで身近な存在になったから、そういう刷り込みのおかげで得してますね。
Gだけは誰にも崇められず、忌み嫌われ、なんとも不公平なものです。
何にしても、できることなら私ら人間の生活には入り込んでこないでほしいものです。彼らの営みを、そっとしておいてあげたいから
