息子はiPad命で、いつもMinecraftやらいろんなゲームにハマってばかりでした。時間を制限してやらせてはいたんですが、頭の中がいつもゲームで、他のことに興味を示さなくなったのを見て、夫がついにゲーム禁止令を発動しました!あせる

「自分が子どもの頃は本を読むのが楽しくて楽しくて、ジュール・ヴェルヌの冒険ものにハマってた。おもちゃだってそんなに買ってもらえなかったから自分で遊びを考えてガレージで化学の実験をしたり、裏山探検したりしてスリル満点だった。ゲームが遊びのすべてなんてダメだ!!!」と激怒。パンチ! 

私も100%夫に同感ですが、急に100%禁止にすると、どこかで欲求不満(?)の反動が出たりすると思うので、平日は禁止、週末は一日2時間限定、お友達と遊ぶときはオッケー、というように修正しましたがべーっだ! ゲームも友達との社交ツールのひとつですから、全くやらせてあげないと友達の輪に入れないなんてことあるでしょうしね。

で、とりあえず平日ゲーム禁止になった息子。ゲームがないとやることがないのか、最初はミニカーで遊んでましたが、それでは飽き足らず、ずっとやっていなかったチェスをやりたいと夫と対戦し、本に興味を示し始めました。

娘は本が大好きだけど、息子はどうも苦手で、なかなか本に興味を持たなかったんです。難しい単語も読めるし、スペリングもライティングも問題無し、リーディングのレベルは実際の学年よりずっと上ですが、読書の醍醐味である「物語」の面白さにのめり込むということがなかった。難しい単語が読めたところで、そんなのは読書の面白さとは別の次元のことです。

そんな息子が急に読んでみたくなった本は、私の友達が、 「好きになるかもしれないから、試しに読ませてみて」 とプレゼントしてくれたタンタンの冒険です。彼女の家ではゲームは一切禁止で、彼女自身スマートフォンすら持っていませんが、良い本や良質のアニメ、クリエイティブなおもちゃは惜しみなく与えるという方針です。
The Adventures of Tintin: Volume 1 (3 Original .../Hergé
¥1,969
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タンタンの冒険はコミックではありますが、いつの時代も愛されるロングセラーですね。冒険モノで、ストーリーの展開とスリルが面白いのか、今日も朝起きてからすぐ本を手に取ってかじりついてました。いつもはカートゥーンネットワークでダラダラとアニメを見てたのに、テレビすらつけずに。えっ 

ゲーム禁止令、大正解!もっと早くから禁止すればよかった!

私も昔はゲームにハマったことあるし、やっぱり面白いから、ゲームを完全に否定はしません(実はソニーのPS4が欲しいと密かに思ってたりして!
)。でも、やはりしょせんコンピュータが相手。血が通ってないですよね。マシーンをずっと相手にしてるより、人間の想像力&創造力の賜物である本に触れるほうが、健全で心の成長の糧になりますね。私自身、小さい頃は、本が大好きでした。母がいつも周りに良い本を置いていてくれて、次はどんな本が読めるのか楽しみで仕方なかった。

あと、ゲームってハマりすぎると時間の浪費にしかなりませんね。ゲームを何時間やったところで世の中の役にも立たないし、何の生産性も無く、貴重な時間が無駄になるだけです。やってもいいけど、せいぜい1時間ぐらいが限度かと思います。

まあ、自然にゲームつまんない、ってなるのが一番なんですよね。本に限らず、そういう環境を作ってあげたいです。シンガポールに住んでると、どうしてもインドアになってしまいがちですが、同じゲームでも、コンピュータゲームじゃなくて、人生ゲームみたいなボードゲームとか、スクラブルやジェンガなど、アナログなゲームがいいですね。

とりあえず本ならいくらでも買ってあげようと思うので、娘の分も合わせて早速アマゾンでドッサリ注文しました。にひひ

息子が読書の楽しさを知るきっかけを作ってくれた友達に感謝です チューリップピンク