先日、いよいよ正式にMM2Hの申請をイミグレーションに出して、受付番号も頂きました。 無事取得できるといいのですが、、、!ドキドキ、、、。

ひとつひとつ、ジョホール移住への関門をクリアしていますが、最後の関門というか、私が一番気がかりなことは、メイドのことです。

今のメイド、本当に素晴らしい子で、私としては是非彼女に一緒に来てほしいのですが、彼女はシンガポールのワークパーミットを捨ててマレーシアで働くことに難色を示しています。

これまでシンガポールで6年キャリアを積んでいて、友達もたくさんこちらにいて、お給料も少しずつ上がってステップアップしてきたわけです。もし私たちに着いて行っても、私たちが急にマレーシアを離れることもあるかもしれない。またシンガポールで働きたい、と思っても、エージェントに大金を払って斡旋してもらって、最低賃金からスタートしなければならなかったり、と、今までのキャリアがゼロになって1からスタートということになってしまうようなんです。

仮にマレーシアに残ったとしても、マレーシアで働くというのが気が進まないようです。マレーシアってメイドの賃金もシンガポールより低いし、メイドの労働環境や条件がシンガポールほど整っていません。特にインドネシアのメイドはとても安い賃金で働いていて、虐待事件なども絶えないのか、一時はインドネシア政府が「もうマレーシアにメイドは送らない!」と怒ってインドネシアのメイドが雇えくなったことがありました。そんなことから、メイドにとってマレーシアって働くのにあまり魅力のない国というイメージがあるようです。

優秀な子は、シンガポールや香港、中東などで、より高い賃金、良い条件で雇われたいでしょうから、キャリアを積んで、そのような国で雇われるようステップアップします。だから、マレーシアは慢性的なメイド不足で良いメイドを雇うのは難しいという話をよく聞きます。

実際、シンガポールからジョホールに移住しているエクスパットやシンガポール人は、シンガポールからメイドを連れて行って、ワークパーミットもシンガポールのままだったりします。(これ本当はいけないんですけどね 得意げ) 

今のメイドは、40人ぐらい面接して選んだ子です。子供たちもよくなついているし、本当に真面目かつ控え目で、よく働き、頭も良いのであれこれ指示しなくても、自分で察してほぼ完璧に様々なことをこなしてくれます。

ひとつだけマイナスがあるとすれば、お料理があまり得意ではないことぐらいかな。べーっだ!子供たちの夕食はお願いしてるけど、私と夫の分は私が毎日作ってます。私がちゃんとトレーニングすれば腕が上がったと思うんですが、ゆっくり教える時間もないので自分でやったほうが早くって。一応お味噌汁、照り焼き、生姜焼きなどはできるようになりましたが。

まあ、誰でも得意不得意はあるし、完璧な人なんていませんから、十分満足してます。

彼女が一緒に来てくれるならお給料を20%ぐらいアップしてあげてもいい、と思っているので、もう一度、ダメ元で交渉してみようかとは思っていますが、彼女の人生ですからね。ダメなら仕方ない。

でも、もしダメだった場合、はたして、マレーシアでちゃんといい人が見つかるのか、、、とっても不安です!!!

これが移住の最後の関門ですが(他にもいろいろあるけど)、うまくクリアできるといいな~。あせる