この週末は夫のバースデーウィークエンドだったので、せっかくだからマリーナベイサンズに泊まりに行こう、と計画を立てました。

というのも去年会社のクリスマスボーナスにもらったマリーナベイサンズのギフトバウチャー、まだ使っていなかったので、この機会に使ってみようと思ったのです。

自腹で泊まりたいほどのホテルではないけど、記念に一度はあのインフィニティープールで泳いでみたいと思っていたし。


で、昨日の3時ちょっと前に到着。チェックイン3時、チェックアウト11時なんですよね!ふつう2時チェックインの正午チェックアウトでしょ?ケチケチしてるなー、、、とこの時点で嫌な感じだったんですが、ロビーに到着しても、誰もタクシーのドアを開けてくれないし、荷物のヘルプに来なくて、さらに嫌な予感。

暑い中重たい荷物をかかえてロビーに入っても、スタッフは完全に無視。相変わらず誰もヘルプに来ないし、人がごった返してろくに座る場所もないし。そして、レセプションを見ると、なんとエコノミークラスのチェックインカウンター、はたまた、ランチタイムのマクドナルドかと錯覚してしまうような長蛇の列!

これ、何かの冗談かしら?と目が点になってしまいましたが、どうやら本当にあの列に並んでチェックインしなくてはならないらしい、、、。しかも、ベルボーイが荷物を預かってくれるわけでもないから、皆スーツケース持ったまま並んでいるし!信じられない!

この時点で、かなり萎えたんですが、もっと最悪なことに、チェックインするのに50分も待たされました!3時チェックインなのに、もう4時じゃん!!あり得ないでしょ!?

夫は夫で、子ども達と一緒にロビーで待っていたのですが、座る場所が明らかに足りず、立って待っていて、子ども達は走り回るし、オブジェらしきものによじ上って遊んだりしてしまったんですが、ホテルのスタッフに「ここでお子さんを遊ばせないでください」と注意されたらしい。

そんなこと言ったって、座る場所も待つ場所もないし、注意する前に、荷物を預かるとか、ヘルプするとか、やることが先にあるだろ!?と夫もこの時点で堪忍袋の緒がブチっと切れました。

「こんなホテルで誕生日を過ごすなんて嫌だから、もう帰ろう、、、」とSMSが。


ようやくチェックインのレセプションに辿り着き、私はもう我慢の限界、マグマが煮えくり返ってました。

「こんなに待たされて、泊まる気がなくなりました。宿泊はキャンセルしでキャンセルしてください。こんなにお客さんを待たせるなんてどうなっているのですか?!」

と大爆発。

すると、レセプションの女の子、まず一番最初にするべきなのは謝ることなのに、ビビって飛び上がってマネージャーに手を振って助け舟を出している。

マネージャーが飛んできたんで、もう一度、

「今すぐキャンセルしてください!キャンセルチャージーは無しでおねがいします!」

と青筋立ててちゃいましたよ!


で、結局そのまま家にトンボ帰りしてしまいました。


正直、あのままチェックインしていたとしても、チェックインだけであんなに人が溢れ返っているようでは、プールもレストランもきっと大混雑で最悪だったでしょうし、チェックアウトにも1時間かかっていただろうし、700ドルをドブに捨てていたことでしょう、、、。来ているお客さんも、なんだかいかにも某国の本土から来たオノボリさんぽい方ばかりで、マナーが良いようにはとても見えなかったし、ホントに泊まらなくてよかったと思います。

いや、200ドルクラスのエコノミーのホテルなら、私だって文句言わないですよ。でも、一泊700ドルもするホテルでこの対応は無いと思うのですが!!お客をお客と思ってないのか、まったくホスピタリティーも誠意のかけらもないというか、、、。50分もチェックインに待たされるなんて、エコノミーホテルでだっていまだかつて一度も経験したことがなかったし、ベルボーイが荷物を運んでくれなかったこともないし、どう考えてもチェックインのデスクとスタッフが足りないですよね。ほんとにもう、、、と書いていてまた煮えくり返ってきちゃった、、、すみません、、、!

私も夫もすっかり血圧が上がってしまいましたが(笑)、家に帰ってから気を取り直して、近所の素敵なイタリアンレストランに出かけました。このレストラン、サービスも味も全てが素晴らしくて、おかげで機嫌も直ったけど、、、。


ということで、マリーナベイサンズは我が家にとって鬼門ですね。あのインフィニティープールに行くことはないでしょう、、、。

ギフトバウチャーは、ショッピングで使うことにします!にひひ