訪問ありがとうございます✨


この本は、かなり考えさせられる本でした❗️

前情報なしで、読み始めました。


柚木先生の作品は、料理と絡めてあって、サクサク読みやすい、クッキーのような印象でした。


バターというタイトルだし、今回もそんな感じの読みやすい本だろう、でも、ちょっと他の作品よりも厚い本だなぁという印象でした。


読み進めていくうちに、あれこれは、実際にあった、あの世間を騒がせた事件が軸になってるんだ❗️と気付きました。


美女ではないのに、結婚詐欺で3人を殺害した、木嶋佳苗容疑者の事件です。


彼女に振り回されて、人生に歪みが出てくる様子が、リアルに描かれてます。


それと、彼女がグルメなので、特にタイトルのバターを使った料理の描写が絶妙なのです。


バター餅に、バターましましラーメン等、究極の背徳飯ですね〜


私も、読み終わった日の昼食に、いつも作ってる、豆乳スープに、バターを入れてみたら、なんと、びっくりな美味しさでしたバターにしか出せない、豊かなコクですね〜


今まで、知らなかったのを後悔するくらい、感動しました


柚木先生は、料理と絡めた作品が多いのですが、かなり重いテーマでありながら、読者はバターが食べたくなる感覚になってしまうのが、柚木先生の魅力ですね


私だけなのかと、読書メーカーで、感想を調べると、やっぱりみんなバター食べたくなると書いてあります(^_^;)


重いテーマでありながら、全体的な雰囲気は決して、暗くない、最後には希望が見える作品でした。


柚木先生の、豊かな表現、比喩に感動したりもしました


そして、ほぼ同い年の、木嶋佳苗容疑者の事件がすごく気になってきました。


バター同様、ちょっと中毒性のある作品でした。


今日の昼食は、明太子バターパスタにしようと思います🎵


あなたが、しあわせでありますように✨