今年オープンしたモールの映画館、大変気に入ってます。
足がまっすぐ伸ばせるし椅子は広いしとても快適。7月以来、月2回ほど利用してます。
メンバーになるとさらにディスカウント。飲食も20%オフへ。映画の日は40%オフだけどメンバーシップも良いな。ちょっと考え中です。
今年はジブリシリーズが月1本上映されていて、音声は日本語と英語が選べます。2日間限定なので逃せない!大画面は迫力が違う〜
昨日は高畑勲さんが監督を務めた『おもひでぽろぽろ』(1991年)を観ました。
ジブリ作品は宮崎駿さんの映画は全部観てますが高畑さんのは見逃したのがいつくか。というか、『火垂るの墓』があまりにも悲しくて、以来彼の作品が観れなくなってしまったのでした。でも数年前から復活してます。
高畑さんの監督されたアニメ映画は人間の本質をずばりついていますね。完成から何十年も経つのに今も全く色褪せない質の高さです。
それに人間が演じてはいないのに感情面の見せ方が上手い。声優さんもプロでない、今井美樹さんや柳葉敏郎さんが演じていますが、役に違和感なくイメージしやすかったです。
アニメとは思えない心の機微がよく描かれてるし映像と会話がとても美しく合体していますね。
主人公の子供時代の設定は1960年中ごろでしょうか。ビートルズの曲が流れていました。バナナが果物の王様。商店街が賑わい懐かしい日本の良き時代が見れる。なんだか優しい気持ちになれました。あの頃は日本はオリンピック開催国に選ばれ平和を取り戻しとても暮らしやすい良い時代だったんじゃないかと思います。
アメリカ人にもわざわざ日本語音声を観にくる方がいると知り嬉しくなりました。
来月は『ハウルの動く城』です。これも見逃せません。
ではまた!