モールにシアターが新規オープンしたので『トップガン マーヴェリック』を観てきました。

 

 

 

 

アメリカの映画館は広くて快適なのですが、今は映画中に食事をオーダーできたりする場所も増えました。モールのシアターはショッピングがてら映画に立ち寄れるので集客できそう。脚だけ伸ばせるリクライニングチェアーは大きいしほんと快適でした。

 

 

以下ネタバレ多々ありますが、上映から時間経ってますのでいいかな~。でも知りたくない方は読まないでね。にっこり

 

 

まず先に『トップガン』再鑑賞してストーリーを復習しておいて正解。前作から繋がっているので回想シーンは重要になります。

 

 

前作はマーヴェリックがグースの事故死を自責しあわやパイロットを止めるのをとどまり友人の死を乗り越え大きく羽ばたこうとするまでのお話でしたね。

 

 

本作はというと...それから35年後くらい。マーヴェリック、キャプテンへ。NAVYパイロットのレジェンドとなっている。独身←高評価、笑。

 

 

グースの息子、ルースターとの再会がキーなんですね。ルースターはグースに生き写しのように背格好、仕草が似ている。俳優さんのチョイスオッケー。葛藤から信頼関係をはぐくむ(類親子?)までのお話と理解しましたね。

 

 

メインアイデアがしっかりしていますね。伝えたいものがブレていない。過去のエピソードと現在のいろいろ、まとめ上げるのが上手い!最後泣けるよ~~ラブラブ いいね、いいね!ニコニコ  マーヴェリックも積年のトラウマが霧が晴れるように散ったんじゃないかな?

 

 

レヴューを読むと戦闘機やドッグファイトが迫力あって見ごたえあるとかトムさんの体が鍛えられていてカッコイイとか。それはそれは楽しみにしておりましたが、それ以上に実はヒューマンストーリーなんですよね。軍隊で重要なチームワークについても丁寧に描かれているね。

 

 

元NAVYパイロットの夫の監修付き。大まかな舞台設定、実戦も正しく描けてるそうで二重丸です。細かいところは素人にはわからなくてもよいのでスルーでよいらしい。例えば、アドマルの階級に対するメダル数が合ってないとか、トムさんがバイクで基地の滑走路を猛スピードで駆け抜けるとか、おんぼろ戦闘機を30年ぶりに操縦できるスゴ技とか?フィクションは醍醐味ですからね~よだれ

 

 

バルキルマーさん、ご登場!!わーん、昔、背が高くてカッコ良かったのよね。ご病気になられてお顔はふっくらされてお声は何とか出せるのですね。きちんと演じてくださってとっても嬉しい。

 

 

エドハリスさんも懐かしい。いったいいくつになられたのかな?姿勢が昔と変わらずさすがだな。もう70代だろうけどNAVYで現役で働いてるのがびっくりよ。

 

 

ビーチでフットボールするシーンは眼福、眼福飛び出すハート さすが現役パイロットの皆さん、6パック、8パックは当然なのね。俳優さん方の体作り、マジ尊敬します。夫の頃も皆、腹筋割れてたそうです。体力消耗の世界だから。

 

 

ガガさんの挿入歌は前作のよりインパクトは薄いのだけど透明感あって新鮮な感じがするね。曲メインにして流すシーンを変えたら冴えたのにもったいないと思ったけど、エピソードてんこ盛りだっただろうし特に文句ないです。

 

 

ジェニファーコネリーさん、ペニー役でご登場。役柄、さばさば、姉さんっぽくてとっても良い。まさかアラカン?スポーツ万能っぽい。スタイル抜群ですね。マーヴェリックとのからみがやらしくないのがまた良いわ(前作のヒロインには困ったもの煽り)。

 

 

エピソードもいろいろあってほんと観客を楽しませてくれる映画。出てくる戦闘機は最新機種ばかりなのになぜか懐かしのF-14も。

 

 

そして最後にトムクルーズさん、今回も完璧です。ハリウッド一線俳優として40年トップを維持されるに値しますね。トムさんのレヴューについては他の方々が書かれているのでその通りです。容姿も変わらず美しいのだけど役柄に魂を全投入しトムクルーズさんしか演じられないマーヴェリックを魅せてくれました。ありがとう!

 

 

娯楽映画だけど心に残る大作。

 

 

年内、あと一回観ても良いな。