ドワーフホトがそうであるように、ドワーフパピヨンもジャイアントパピヨン(チェッカードジャイアントのヨーロッパ名)も、ラインランダーやイングリッシュスポットなども
その品種の中の、特定のマーキング状態のうさぎがスタンダードとされているものがあります。
よく勘違いされますが、同じ品種でもみんながみんな、スタンダードのマーキングでは産まれてはこない。
ドワーフホトなら、白い体にアイバンドのマーキングがスタンダード
それ以外はミスマーキングと呼ばれてショーには出られない
ドワーフパピヨンなどのパピヨン種の場合は、
お鼻にくっきりバタフライマーク、アイサークル、背中のラインなどが一切欠けていない、ブロークンがスタンダード
それ以外は単色のものと、マーキングが欠けたCharlieと呼ばれるものがあり、こちらもミスマーキングの為ショーには出られない
そしてスタンダードではないマーキングの場合、売られる時に値段に差がつけられることもあります。
ネザーランドドワーフやホーランドロップ、ミニレッキスなどは、単色だろうがブロークンだろうが、同じような扱いなので、ここは大きく異なるところではないでしょうか。
そういった背景により、パピヨン種というのは『品種』ではなく、バラエティーと言うべきと言う考え方があります。
確かに、お鼻にパピヨン柄がないソリッドのドワーフパピヨンが『ドワーフパピヨン』だとは、ぱっと見では見分けがつかないですよね