(長くなってしまったので、お時間ある方のみどうぞ~~~★)
読みたい読みたい!と思って本屋さんにいっても置いてなかった三浦綾子さん3部作の中の2番目「この土の器をも」が、まさかの自宅にあるっていう。。(笑)
やっぱり「道ありき」に続いて、今のうさ子にはドンピシャな本でした★
綾子さんが13年間病気と向き合い続けて、その後旦那さんになった三浦光世さんは綾子さんが元気になるのを5年も信じて待って。
二人の新婚生活やその中でのやり取り、沁みますね★本当に。
うさ子は丁度この春で膠原病の「全身性エリテマトーデス」になって6年目になります。
当時うさ子はスポーツ関連の仕事がしたくて、文系の大学卒業してから広島の専門学校に通っていました。
多忙を極める中で「あれ?風邪ひいたかな??」っていう微熱と倦怠感が続いて。
市販薬は全然効果が無く、しまいに足全体に湿疹がでて痒くってすごく浮腫んで靴を履くのも辛くなったり★
不安だったので病院へ行く前に友達に相談したら
「何かのアレルギーかもしれないから、内科で血液検査してもらったほうが良いよ!」と教えてもらい。
結局検査結果で「抗かく抗体」という免疫関連の項目が(平均80)640あるので「膠原病っていう難病の疑いがあるから、専門医紹介するねヽ(*´∀`)ノ♫」と物凄く明るく先生に言われ(笑)
ただ最初うさ子は「膠原病(こうげんびょう)」を「高山病(こうざんびょう)」と勘違いしてて(笑)
「高い所になんて行ってないのに・・・」とか思ってました★(笑)
「いうてそんなに深刻な病気ちゃうやろ」って思っていましたが、あれよあれよと体調が崩れていき一番厄介なのが「紫外線には当たらないように」でした。(紫外線に当たると症状が悪化してしまうので)
そこから1年間は特に過酷だったと思います。馴れない関節痛、倦怠感・微熱・吐き気・頭痛・不眠・食欲減退
専門学校もあと半年で卒業だったけど続けることが出来ませんでした。
そして今まで7人のお医者さんと出会う機会があり、その中でもなかなかパンチが効いた人も多かったです(笑)
罵声を浴びせられた事もあるし、転院する為の血液検査のデータを自分の患者が減るのが嫌だからって半分しか渡さないお医者さんもいたし(笑)
(この行為は医師法に反します。)
なので今でも「先生」という職業の方の前では緊張します(笑)
(今の島根の先生や奈良の先生は、最高に優しくて良い先生ですが)
そんな中広島から島根に帰ってきた時は自分の体の事より、両親の負担になってしまうという申し訳なさで心がいっぱいで。
でもそんなうさ子にうさ子ママが「生まれてきてくれただけで親孝行してるんだよ。」って言ってくれて。
(本の中で夫の光代さんが綾子さんに「親孝行をするためのお金は神様が与えてくださる。」という一節に心救われました。待っててね!あっちゃん!(母)ヨーロッパ旅行にいつか連れて行くからね!と思う娘★)
「この土の器をも」を読んでたら、闘病生活の中で綾子さんも同じような経験してる場面が何度も出てきて。
当時の自分の気持ちが物凄く鮮明に思い出されました★
そして6年目の今、自分は本当に恵まれていると思えます。
同じ病気の人達と知り合うことが出来て「辛さ・切なさ」を分かち合える喜びを知れたし
私の事を理解してくれようとする友達が沢山与えられて得る事。
いつだって支えよう・味方でいようとしてもらえる事。
ご飯が美味しい事に感動出来ること。
空や草木の美しさに心が震える事。愛犬が可愛いこと。
離れていても私の事を案じてくれる人がいる事。
大好きな友達がいる事。
本当に病気というフィルターを通して、今まで自分がいかに傲慢だったか、心の中で人を裁きまくっていたか。(もちろん今だってそういう部分はありますが。)
そしていつでも簡単に勘違いして薄っぺらい自信を振りかざしてしまうなとシミジミ思わされました。
P.S.
ムーミンさんから誕生日プレゼントが今朝届きました



以前くれたクッションをうさ子ママに奪われうさ子を不憫に思い。。(笑)
クッションと、うさ子ママにムーミンのウッドカード(洒落てる!!)
そして、最近絵を描いているうさ子にスケッチブックを贈ってくれました★
ムーミンさんはどこまでも良い人です。゚(。ノω\。)゚。