月組東京宝塚劇場公演グレートギャツビー千秋楽見届けた | まりのブログ

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無事に、月組東京宝塚劇場公演グレートギャツビー千秋楽 見届けました。
 
終焉後は新幹線前飛び乗り帰宅の途に
外は涙雨雨
余裕持ったつもりが、かなりギリギリでした。
 
離れがたき、グレートギャツビーイエローハート月組公演れいこちゃん
今度こそ、コート羽織ってカラオケ『月城ギャツビーに別れをー告げよう』
と脳内で歌いながら、夜分遅くに千秋楽レポです。
 
※主観によるものですので、ご容赦を
スカステでも流れるでしょうし・・
当初はチケットはなく、配信のつもりだったのですが・・
 
まさかの東京千秋楽潜入成功ドキドキ
一生分の運、つかいはたしたかも
グレートギャツビーお月様
毎回観る度に進化し深まり、命そのもののように、ギャツビーが、本の中の世界が目の前に
 
れいこちゃんギャツビーは、美しく笑顔を浮かべていても、その心の底は誰にも見えない。
デイジーのこと以外には虚無と言ったほうがいいのか
 
自分にとっての唯一人の存在デイジーを愛し抜き、人生をかけたギャツビーの生き様イエローハーツ
生きざまというか、あれはもう・・
あの舞台にいたのは、ギャツビーそのものだったとしか言えないです。
 
生で観た、東京宝塚劇場月組お月様グレートギャツビーは、本当に凄すぎた。
 
空気の動いたさますら、美しくて震えてました。
れいこちゃんも、月組の皆が大切に愛おしむようにお芝居を紡いでいるような東京グレートギャツビー千秋楽
オペラで見るれいこちゃんの美しさはキラキラなんて擬音や表現をはるかに超えていた。
凝縮されてブラックホールに吸い込まれて異次元にいたようだった。
空間すらも輝いて、このまま帰れなくなっても後悔しない心境でした。
 
本当に、言葉にするのが難しいというか、言い尽くせない。
限られた言葉では・・
 
グレートギャツビー
その本原作の言葉を、原作を愛しすぎて、その世界を舞台にするために宝塚に入った演出家がそのすべての愛で脚本を作って、
その脚本を最大出力のれいこちゃんと海ちゃんと・・月組のみんなと宝塚という舞台で演じて、
それを観た人々が無限の想像力で可能な限り可視化したら、こうなるんだろうなあ・・としか。
 
今日、父親(元中学の社会科教師にして、無類のクラシックオタク)と
「世紀の名演」というものは、その後どんなに同じ曲、同じオケであっても、二度と再現できない。
それを観た人が「19××年のベルリンフィルの○○の演奏を超えるものはない」と言い続けれるものだって話をしたのですが、
月組東京宝塚劇場公演「グレート・ギャツビー」 2022年10月9日 13:30公演 千秋楽 の公演は、
そうやって語り継がれるのにふさわしいものだと思います。
 
 「自分の演じた役と離れ難いのは初めての経験」と緞帳前で言ってたれいこちゃん。
私もです。ラブ
月組お月様東京宝塚劇場公演千秋楽 無事に完走、本当におめでとうございます。
最後にここまでのものを見せられて・・本当に、すごい人を私は好きになったんだなあ・・と。
れいこちゃん、私も離れがたいよ、ギャツビーと。
明日は満月満月
今日はほぼ満月満月
 
本当に、この日のこの舞台の凄さは・・生で見られたことは・・
私にも一生の宝物です
 
死ぬまで・・というか冥土の土産にします。
 
(今日のニックさん※別名癒しタイム)
おだちんのニックも、本当にすごかった。
れいこちゃんのギャツビーに合わせて、高みに昇ってちゃんとついてくる。
合わせて芝居を変えてついてくるおだちんの芝居力、本当にジェンヌ人生何週目??(笑)
そして、ギャツビーさんにはない、癒しをぶちこんでくるニックさんの癒しツボメモ
・みちるちゃんジョーダンとの電話タイム
髪型が爆  笑なんかソフトクリームかドリルみたいに(笑)
・アイスキャッスル
まゆぽんウルフシェイムの握手が激しすぎて、手を握ったままのおだちんニック首までぶんぶんなってた。
・華蘭ちゃんキャディー
ニックが下手すぎて「もうヤダぁ」って言いながら捌けてくアドリブ(笑)さすが、からんちゃん
 
千秋楽小ネタ
・シャツ投げタイム
今日もデイジー、ニックのキャッチの枚数よりいっぱいキャッチ・・
というか、あえてニックのほうより階段下にぶん投げる感じで、大量のシャツが階段前に盛大に散らばってた
いつも階段手前に落ちてるシャツを足元チラリとだけ見ながら上手に避けてくれいこちゃん、かっこいいっす。
あのピンクスーツが似合うのって、すごいと思う。
「次はいつ会える?」の声がやばかった。
まだ耳に残ってるよハート
 
・事故後、デイジーを送り出す場面
ここの銀橋でギャツビーが手を出す瞬間にオケが鳴る。
そこまでの無音の中のお芝居が息をするのも忘れるくらい見入ってしまった。
塩田先生は、れいこちゃんの影の動きををみてタイミング測ってるんですね。
その手が、まるで運命を動かすようにも見えたなあ。
物語の指揮と、音楽の指揮者の動きがシンクロするのに気が付いて鳥肌
 
・神の目
るうさんウィルソンの狂気の歌
ちなつさんトムの姿と歌声
最後にそれに抗うように歌うれいこギャツビーの叫びのような歌声
すごかったです。
 
この場面のトムはギャツビーの中のイメージのトムなんですよね。
全部持っていて、それを当然と信じて疑わない男
ギャツビーが超えようと足掻いていることすら気づかずに踏みつけてくる存在の象徴が、
あの場面のトムの糾弾の歌なんだろう。
ちなつさん、本当にそれが上手い。
この人は骨の髄までそういう人だからという説得力。
 
貧しいものには、生まれながらに持っている大富豪なんてのは、それだけで罪なのに、それを知らない。
知ろうともしていない。
だけど、それはトムの魅力を損なわない。
あまりにも堂々としすぎてるから、きっと世間にはこの人は「悪」とは思われないんだろうな。
ちなつさん、本当にうまいです。
 
・ギャツビーが亡くなる前、これまでで1番幸せそうに「デイジー」って言ってた。
死に顔もばっちり見えたんですが、本当に幸せそうに微笑んでいるようで・・
なんせ、れいこちゃんは目を閉じてもきれいだし・・
誰がなんと言おうと、ギャツビーは幸せだったんだろうなあ花束
男のロマンっていうか、イケコってかなりのロマンチストだよね。
 
それが切なくもあり。なんかうらやましくなり、ちょっと怒りが・・
なんか「一人で勝手に幸せそうに死ぬなー!!羨ましいと思っちゃったじゃんかー!!」的な怒りですね。
 
ちょっとだけ、お墓にピンク薔薇白薔薇一輪投げたデイジーの気持ちが分かった・・気がする。
「一人で勝手に幸せになって、勝手に死ぬなー。残された方はどうすんだよ!」な気持ちというか。
原作のデイジーはそう思わなさそうだけど、海ちゃんのデイジーや、私がデイジーならそう思ってしまいそう。
 
・フィナーレのなつこさん、はーちゃんとの絡みは、目が潤むのを耐えながらガン見してました。
一瞬たりとも見逃したくなくて・・
・デュエダンがですね・・
本当にれこうみが幸せそうで、ギャツビーとデイジーの幸せな天国のようで、月並みな感想ですが、本当に奇麗だった。
れいこちゃん、海ちゃんにだけする表情が反則的に素敵なんだもんなあ。
改めて、れいこちゃんと海ちゃんがコンビになってくれたのは「運命だったのよ」って思います。
 
【カテコ①】
「この公演は大劇場では休止期間が続き、舞台上で作品を深めるという作業が出来なかった分、
東京で皆様に喜んで頂けるのだろうかと不安な気持ちもたくさんありましたが、連日たくさんの方に観て頂いて、
皆様にこんなに愛して頂ける作品になった事、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
この公演には専科から英真なおきさん、輝月の心強いお力添えを頂きました!
お芝居の事、本当にたくさん勉強させて頂きました。
この後月組は二つに別れての公演となります。
この公演で学んだ事を胸に、それぞれの舞台で、みんなひとりひとり輝けるように精一杯頑張りたいと思います。」
 
【カテコ②】
「ありがとうございます。この公演の初日は中秋の名月でした。
そして明日は満月!!と、言うことはもう!ほぼ満月満月です!!(笑)
お月様お月様と優しいお客様に無事見守られて全公演上演できました。
ありがとうございました
※ほぼ満月(笑)ラブ月城語録に新たなページが虹
 
カテコ③
れいこちゃんが、紋付き袴のなつこさん、はーちゃんの肩あたりにずっと手を置いて、時にさすってるのが父親モード
カテコの間中、ぎゅっと集まってるのは宝塚大劇場の時と一緒かな。
腕の加減で届かないけど佳乃ちゃんにも気持ちは届けようとしてた感じで。
 
「三人がね、大劇場の休演が長引いたときに、私に気を使ってね・・。
『たとえ公演できなくっても幸せ』みたいに言ってくれてね・・」というれいこちゃん、素敵だった。
 
よしのちゃんに話振る時の
「かなちゃん、いまのお気持ちを…」って甘々に喋ってる感じも可愛すぎ…
もう、そういうギャップだぞラブ
「残った人たちは舞台で、退団する3人は新しいステージで明日からまた頑張りましょうね」とも言われてたかな。
 
カテコ④
グレートギャツビー原作の一説を引用して
「明日はもっと速く走ろう。もっと手を先に伸ばそう。
グレートギャツビーの好きな一節です。この気持ちでずっと皆でやってきました。」
 
グレートギャツビーの原作の名文ですよね。
 
“ギャツビーは緑の灯火を信じていた
年を追うごとに我々の前からどんどん遠のいていく、陶酔に満ちた未来を。
それはあのとき我々の手からすり抜けていった。
でもまだ大丈夫。
明日はもっと速く走ろう。
両腕をもっと先まで差し出そう。
……そうすればある晴れた朝に――
 だからこそ我々は、前へ前へと進み続けるのだ。流れに立ち向かうボートのように、絶え間なく過去へと押し戻されながらも(スコット・フィッツジェラルド、村上春樹訳)
 
これを、ラストパーティでスコットを演じたれいこちゃんが、
時を重ねて大劇場でギャツビーを演じて、生ききったカテコ挨拶で言われるのは、
何か底知れない重なり合う偶然に守られた運命を感じずにはいられない。
 
【月組ジャンプ!】
れいこさん、退団者による掛け声で月組万歳をと。
言われてすぐしようとする3人娘に待って!準備運動してないと引き止めるれいこさん犬
 
じゅんこさんにも確認すると、「大丈夫!」と敬礼するじゅんこさん。
→大羽根背負って専科さんに敬礼しながら「ありがとうございます!」って笑顔向けるトップスター月城かなと
そして、ガチ準備運動始めるお月様月組生
ああ、これよ、これ(#^.^#)このカテコ、いいわあ
 
「あ、配信の方も跳ぶ環境にあれば、ぜひご一緒に跳んでくださいね」
という感じで
みんなで月組〜お月様万歳OK
 
月組大ジャンプお月様今日は手すりも背もたれもなく、足だけで10㎝は翔べました
着地の瞬間、ちょっとぴりっと膝が笑ったけどびっくりマーク
 
大丈夫、明日はもっと早く走ろう、手を伸ばそう
とスコットフィッツジェラルドもれいこちゃんも言っている から、まあ大丈夫でしょう爆  笑
 
いちばん最後に緞帳前に出てきてくれたれいこちゃん
 
(東京公演千秋楽緞帳前)
「みなさま〜〜アセアセあああああびっくり(羽根が緞帳に引っかかって折れちゃってた)」
ってなってて可愛すぎた。ラブラブ
改めての挨拶
「こんなに離れ難い役は初めて・・です。
こうした思いにさせてくれたのは緞帳の裏にいる月組のみんな、
専科のお二人、スタッフの皆様、オーケストラの皆様のおかげ
そしてお客様の応援のおかげ
この役は私の宝物です。本当に本日までありがとうございました。」
 
お金「自分の演じた役と離れ難いのは初めての経験」
れいこちゃんに、ここまで言わせた、ギャツビーという役も、この月組公演も、
本当に’グレート’キラキラという言葉がふさわしい。
客席の私と同じ想いを、れいこちゃんも持っていたのが、繋がれたようでうれしかった。
 
とにかくこの公演が観られたことが幸せという言葉では足りないくらい幸せでした。
同じ時代に生きて、同じ場所にいられることが幸せ・・なんて思えることは、真の幸せだと思うから。
 
まだまだ書き足りないけど、ひとまず明日は仕事なので、この辺で
時は戻らないからね。