昨日の北海道新聞の卓上四季の欄にここ数年、卵の値が上がっている、という記事が載っていました。

 

その理由にコンビニでのおでん向けの需要が伸びていること、訪日外国人が増えてホテルでの仕入れが増えているということでした。

 

 

私も採卵養鶏というたまご屋さんですが、たまごってすごい!といつも感じます。

 

 

とにかく化ける、化ける。

 

そのまま生卵でもよし、焼いたり、ゆでたり、マヨネーズにケーキ、プリン、ハンバーグのつなぎ、揚げ物の衣、はたまた化粧品やワクチンなどの医薬品、サプリメント、まだまだ私の知らない所でもたくさん化けて世の中に出回っている貴重な食べ物です。

 

スーパーの特売日には信じられないくらい安く、目玉商品となっています。

 


 

 

 

そんなに活躍しているのに何十年も価格が変わらない。物価の優等生と言われているけれど、生産者は泣いています。きっと。

 

 

 

記事の最後の方に「物価の劣等生」になっては困るが、鶏を育てる人が意欲を失うような価格では元も子もない、と書かれていますが、もうすでにとっくの昔から生産者は意欲を失い離農し、今は大きな商社主導の工場のような養鶏場ばかりがしのぎを削っている、というのが実情のような気がします。

 

 

 

我家の卵、はたから見て高級卵、とか言われたりしますが、丈夫に育てるため初生雛からの育雛、餌やりから水汲み、卵採り、卵みがき、糞だし、等々、全て手作業です。最近の餌台代の値上がりもあり、多分他の養鶏農家さんも本当に様々に大変な思いをしていると思います。

 

 

 

今は離農して、我が家に卵を買いに来てくれる方は、いつも「安い安い」と言ってくれます。

 

 

私も消費者として何でも安い方が嬉しいですが、物価が何倍にも上がったのに、卵の値段は据え置きの卵はどうかとおもいます。

 

 

 

 

昨日の記事を見て、改めて思いました。卵はもっと高くてもいい!








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