こんばんは。
自分という人財の価値に気付き、活かして
ヘルシービューティーな新しい生き方をリードする
ハイクラスコーチSACHIKOです。
前回、タンパク質を沢山摂ったほうが良いんですよーというお話をしました。
一般的にタンパク質の必要量は理想体重(身長m×身長m×22)につき約1g。
平均50~70g/日はタンパク質が必要と言われています。
この全身にあるタンパク質は、筋肉だけではなく神経伝達物質や抗体、
消化酵素なども作っていますので、タンパク質が不足すると
「神経伝達物質の不足で思考力の低下」
「病原菌に負けない抗体の低下で感染しやすくなる」
「食べても消化する力が弱く胃がもたれる」
など深刻な問題が出てきます。困りましたね。
そんなにタンパク質が不足しているなら
「流動食のプロテインを飲みましょう!、もっとたくさん肉を食べましょう!」
と呼びかければいいかというと、そんなに単純ではないのです。
特に40歳以降の方や胃液分泌が少ない方、
便秘がちの方。
体内のタンパク質が不足していて、十分な消化酵素の出ていない胃腸の中へ、
沢山のプロテインや肉の塊を流し込んだら、消化吸収が出来ないんです。
元々タンパク質はいろんなアミノ酸がペプチド結合という形で長く鎖状に繋がり、
複雑に折りたたまれて身体中のいろんな部位でタンパク質となり働いています。
だから、初めから分解されて吸収する段階の小さくなったタンパク質である
「アミノ酸」という形で摂れば、身体に優しくて沢山摂れるじゃないか。
ということになります。
《タンパク質の構造上のサイズの順》
タンパク質>プロテイン(純度の高いタンパク質)>アミノ酸
では、どうやって?
食事の中でアミノ酸の形で手軽に摂る方法はスープにすること。
これが一番身体に負担なく効率よく摂れます。
・骨付きの鶏肉の鍋、
・骨からとったボーンスープ(市販のものならスープスープとか)
・煮干しや削り節の粉1人前小さじ1杯(タンパク質2g)で出汁とし
大さじ1杯分の味噌を溶かして味噌汁
・魚介類の粗汁、ブイヤベース
・蕎麦湯
これから冬の季節は、野菜も肉・魚も皆一緒に煮て鍋として食べれば、
何より、簡単。そして洗い物が少ない。栄養価的にも効率よくタンパク質が摂れる!
不足していたタンパク質が身体に行き渡ると、脳を動かす神経伝達物質が増えて、
免疫力も上がり、代謝酵素が十分あれば、今までの記憶がビシビシ繋がって
ヒラメキ脳になり、ばてない元気な身体に変化するわけです。
結局、必要なタンパク質が
◎どんな食材にどれくらい含まれていて、何をどれくらい食べたらいいの?
という具体的な話は、長くなりましたのでまた別でご紹介しますね。