おととい、山口県光市の母子殺人で犯人の男(当時未成年)に死刑判決が出ました。上告しましたが、恐らく死刑判決が確定するものと思われます。その一方、「人を殺して死刑になりたい」輩の事件も茨城、岡山、福岡、鹿児島と相次いでいます。この件に関してはこれ以上の言及は避けます。他の方の意見をご参照下さい。


前置きはさておき、6月1日から道路交通法改定で後部座席シートベルト着用義務化、自転車の違反規定の明記など“厳罰化”されます。飲酒運転の厳罰化(それでも首都圏近郊を含めた地方では居酒屋にクルマで来店する人が未だに多いです。運転代行の他、タクシー・バスの活性化が必要でしょう)が行われましたが、自転車も飲酒運転は当然禁止されています。「自転車だから大丈夫」と安易に考える人が多いですが、自転車による重大・悪質な事故が多発しています。打ち所が悪ければ頭部打撲による脳・脳血管損傷(特に外傷性くも膜下出血)で死にます。実際、自転車による死亡事故で重過失致死罪に問われるケースも存在します。

自転車、乗馬、馬車、人力車は道路交通法で軽車両と位置づけられ、クルマの仲間です。神奈川県警が作成したポスターには「自転車も乗れば車の仲間入り」という標語がありました。私を含め、十分注意しましょう。

歩行者も信号無視、横断禁止無視などの違反行為が高齢者を中心に多いです。

私を含め、いつ加害者になるか分かりません。気をつけましょう。


【道交法改正】6月1日から後部座席のシートベルト着用を義務化、エコドライブの推奨も追加

警察庁などは、6月1日に施行する道路交通法の一部改正に関して、その改正内容を明らかにした。
自動車関連では、75歳以上の高齢者に対して、運転する前に高齢運転者標章がついているかどうかを確認するように義務づけるほか、後部座席でのシートベルト着用も義務づける。
また、エコドライブに努めるように記述するほか、緊急地震速報が発表された際にドライバーが採るべき措置についても記述する。
自転車に関しては、子どもに乗用車用ヘルメットを被せるように記述するほか、荷物の積載や傘を自転車に固定するときの注意事項を記述。自転車の通行区分、片手運転(携帯電話の使用など)やヘッドホンを使用した状態での運転など危険な運転をやめるべきことなどについても記述する。