トヨタからエンジンの供給を受けて完全自社生産のスポーツカー、オロチなどを生産し、輸入車ディーラーでもある光岡自動車。今まで日産クルー、セドリック、フーガをベースにしてきた光岡ガリューを生産していました。今までのガリューでは大きくて高額、小さく手ごろなガリューをという要望があったためカローラ・アクシオをベースにして全長、幅を5ナンバー枠に抑えたガリュー204を追加しました。フーガベースの“普通のガリュー”も先月、フーガのマイナーチェンジにあわせて一部改良され、継続販売されます。要するに普通のガリューと小さなガリューの二本立てです。主に団塊世代の車好きをターゲットにしています。でも単に姿だけは高級でも中身は国内専用のカローラ・アクシオですから・・・。「何じゃこりゃ?」と思うユーザーが多いと思います。ティーダ・ラティオか少し幅が広いですがスズキSX4セダンベースの方が良かったと思います。


ガリュー204

ガリュー204のリア

ガリュー204の運転席

ガリュー204の室内


光岡ガリュー204発表、5ナンバーにダウンサイジング(ホビダス・オート)

光岡自動車は新型コンパクト・セダンのガリュー204を発表。2月6日に発売する。
このモデルは光岡のフラッグシップ・モデルであるガリューの名を与えられたブランニュー・モデルで、トヨタ・カローラ・アクシオをベースにした、5ナンバー・サイズのコンパクトなボディが特徴。つまり“ダウンサイズしたガリュー”だ。
車名の“204”とは、光岡社内でガリューを意味する数字の“2”と、4代目を表す“04”を組み合わせたもの。ターゲット・ユーザーは団塊の世代のクルマ好き。年間100台の販売が目標だという。
ボディサイズは全長4570mm、全幅1695mm、全高1460mm(4WDは1470mm)で、前後マスクのカスタマイズによりアクシオと比較して全長が160mm長くなっている。
パワーユニットはベース車と同様に最高出力110ps/6000r.p.m.、最大トルク14.3kg-m/4400r.p.m.(4WDは105ps/6000r.p.m.、13.8kg-m/4400r.p.m.)の1.5リッター直4と、136ps/6000r.p.m.と17.8kg-m/4400r.p.m.(4WDは125ps/6000r.p.m.、16.6kg-m/4400r.p.m.)を発揮する1.8リッター直4の2種類を設定。トランスミッションは、1.5リッターが5M/T(2WDのみに設定)とCVT、1.8リッターは7段マニュアルモード付きCVTを組み合わせる。
エクステリアは熟練した職人がハンドメイドで製作。英国車風のオーセンティックな雰囲気が漂うフロントマスクは、フロントグリルやバンパーはもちろん、フェンダーパネルやボンネットフードまでオリジナルだ。リアまわりはフェンダーパネルの途中から後ろをオリジナル化。ガリューの特徴である縦長リアコンビランプやメッキモールなどで高級感を演出している。
インテリアは、ステアリング・ホイール中央の“MITSUOKA”エンブレムを除き、基本的にベース車と同じだが、“Galue2-04”のロゴをあしらったオリジナル・メーター・フードがオプションで用意されている。
グレードは、1.5リッターがベーシック・グレードの15STと上級グレードの15LXの2種類。1.8リッターは18LXの1種類を設定。ボディカラーは特別塗装色のホワイトパール・クリスタルシャインを含む5色が用意される。
価格は以下の通り。
■光岡ガリュー204
●2WD
・15ST(1.5直4・5M/T):228万9000円
・15ST(1.5直4・CVT):239万4000円
・15LX(1.5直4・5M/T):260万4000円
・15LX(1.5直4・CVT):268万8000円
・18LX(1.8直4・CVT):298万2000円
●4WD
・15ST・4WD(1.5直4・CVT):258万3000円
・15LX・4WD(1.5直4・CVT):285万6000円
・18LX・4WD(1.8直4・CVT):315万円