VW、2010年ごろに日本市場にディーゼル投入

ビジネス | 企業動向 2007年1月19日

フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンの梅野勉社長は、VW『ゴルフGT TSI』の発表会で、ディーゼルエンジン搭載した乗用車を2010年ごろに国内市場に投入する方針を明らかにした。VWでは、欧州での販売のうち、5割以上がディーゼルエンジンとなっており、国によっては7-8割を占めるほどで、高いディーゼルエンジン技術を持っている。VW社が2008年に世界で最も厳しい北米の排出ガス規制をクリアしたディーゼルエンジンを搭載した『ジェッタ』を北米市場に投入する計画なことから、梅野社長は「日本でもその2-3年後に投入する予定」と述べた。車種については、主力量販車種である『ゴルフ』で検討している。梅野社長は「VWがやる以上、量販できるモデルで考える」としている。輸入車では、ダイムラークライスラー日本が昨年から、メルセデスベンツ『Eクラス』にディーゼルエンジン搭載モデルを市場投入、ディーゼル乗用車の販売を再開している。
《編集部》

日産やホンダもこの時期にディーゼル乗用車を国内投入することを明らかにしています。ゴルフ以外にもパサートやトゥアレグにも展開される可能性は高いです。2~3年後が楽しみになってきました。なお、BMWは現時点では予定は無いとしながらも市場の要望があれば喜んで導入する方針です。エコカーとしても認知されつつあり、トヨタも新長期規制適合済みのD-CATを搭載したモデルを出してハイブリッドとの選択肢を与えるべきです。それが市場が無いとして敬遠しているのは一流大学を出て公務員みたいに安定して給料も良いという「お役所主義」が蔓延しているからでしょう。しかもそういう人材ばかり採用します。

お詫び

今年導入と各方面でしゃべってきましたが、インサイダー情報・不確定な情報によるものでした。この場を借りて深くお詫びいたします。