ボルボS80バイフューエル(先代)

ボルボS80フルモデルチェンジ 。ボルボのフラッグシップサルーン(Eセグメント)がフルモデルチェンジしました。シトロエンC6、プジョー607(日本向けは中止)、ルノーヴェルサティス(日本未導入)、ヒュンダイグレンジャー、レクサスES(日本向けは中止)と同じ横置きFF(直63.2)とそれベースのAWD(直63.2とV84.4)で、プレミアムブランドらしく価格がライバルをにらんだ設定となっています。同じフォード系(ピー・エー・ジー・インポート)のジャガーSタイプにあわせた価格設定ですね。

ジャガーSタイプ

ガソリンとLPG(LPI)のバイフューエルも広報車として導入していますが、今のところ正規導入の予定はないようです。

LPGスタンドの数が少ないのが理由みたいですが、ヒュンダイがLPI乗用車を日本で初めてカタログモデルにしたわけですから

燃料の制約が少ないバイフューエルを環境対策として導入してはどうでしょうか。最初からそれを前提に設計しているためトランクスペースが確保されているのも魅力だと思います(写真は先代モデル)。ヒュンダイの場合は改造扱いのために持ち込み登録、特にトランクルームが日本の法規(高圧ガス保安法)に合わせたボンベにしたためかなり縮小されています。

衆議院神奈川16区から民主党候補で出馬、惜しくも落選した実現男 こと後藤祐一さんのような経済産業省官僚がいたら、と思うと残念でなりません(高圧ガス保安法の管轄は経済産業省)。ちなみにAEDが解禁されたのが後藤さんが構造改革特区を提案し、それを知ったある医師からの提案で特区で認め、厚生労働省が規制緩和して全国に広がりました。公共の施設には最近は必ずといっていいほどあります。