最近は軽自動車が市場の3割を超え、かえって税収を減らしている今日この頃ですがいかが思いますか。

さて、小型車枠が50年近くも変わっていない(せいぜい天然ガス自動車がトラック用途がメインなので排気量制限を撤廃したくらい)と言う事実に驚き、ダイエットコカコーラを一気飲みしてしまいました。

軽自動車制度にしても小型車を国民に普及させようという現・経済産業省の産業政策が出発点です。

車両の保安基準とあいまって日本の自動車規格が乗用車や軽量トラック・バス(総重量3.5トン未満)はもとより重量トラック・バスでも非関税障壁として足かせになっています。

最大限のサイズ(僕としてはEUに準じたものでよいと思う)や安全性さえ保安基準で決めれば後は投入する市場に合わせてサイズを決めるのが一番だと思います。

税収を減らしていると言う意味でも軽自動車枠も廃止し、自動車税、自動車取得税、自動車重量税、揮発油税などの見直し(暫定税率をいつまで続けているつもりでしょうか)と自賠責保険料の見直しも行う時期に来ているでしょう。


話は変わりますが、道路や駐車場なども小型車枠を基準に設計されている点も惜しまれます。これからはインフラの質を充実させる公共事業にすれば理解が得られると思う今日この頃です。