今、胸の奥でモヤモヤ、グルグル渦巻いていることがある。
“私”って何？
実は年末に職場のお局様からお説教された日がありました。
上司から指示された仕事に対して簡単に受けるな、黙って受け取るから(上司が)押しつけてくるんだ。
〇〇の作業は本来あなたの仕事じゃないのに、なんでするの？
☆☆の作業は～～(略)、なんで断らないの？
上司に「私の仕事ではないのでしません」て言えない。
そもそも、上司が私に振ってくれる仕事は軽作業だし……
正直、私に振られている作業が自分にも振られたり、別の作業を頼まれたり、ってなったら嫌なんだろうなと思う。
話の流れで、私の仕事の姿勢についてになり、上司に意見しない、自分の考えがない、あなたにはやりたい仕事や希望の部署はないのか、という話に……
少し考えたけれど、素直に「ありません」と答えたら、お局様がうろたえた。
本当に自分からこの仕事がしたい！あの部署へ異動したい！という積極的な気持ちはない。(今より楽なセクションへは移りたい)
これ、私にとってはウイークポイントで仕事に限らず、進路や恋愛、趣味、人生の大きなことから小さなことまで自分の考えや希望がないまま過ごしてきたし、今もそのまま。
子どもの頃からなりたい職業とか将来の夢とかなくて、いつも“それっぽい”職業や夢を答えたり、作文や卒業文集に書いてた。
女の子っぽく、お花屋さんとか
真面目に、人の役に立てる仕事をしたいとか
社会科が一番得意な科目だったから歴史の研究がしたい、大学で研究者になりたいとか
めちゃくちゃ絶対なりたい！という熱い気持ちはなかった。
恋愛も好きな男性のタイプとか芸能人で例えると誰が好きかとかなく……(これも“それっぽい”答えを用意)、就職もハローワークで職員さんに勧められたから今の会社に入り……
いつも、その時その時の流れに乗ってきた。
敷かれたレールの上を歩くのが楽だし、安心。
その中でゆっくり歩いたり、立ち止まったり、ちょっと早歩きしたり、決まった枠の中で自由にする？生き方な気がする。
でも、こういう事を言うと大体、引かれちゃう。
夢とか希望とかないの？って。
私の夢や希望って、いつも考えたもの、ひねり出したものだから、優等生な答え、模範的になりがちで気持ちが通ってないって言われたこともある。
子どもの頃から全然、変わってない。
お局様に「あなたには“自分”がないの？」って言われて、胸にグサッときたけれど、いまだに会社でやりたい仕事見つからない。
たぶん、このままのらりくらり会社で過ごすと思う。
夢や希望って、持たないとダメなんかな。