友人からのメールで

長年の友人が今海外で誘拐されているかもしれない

ことを知った。


無事でいてほしいと思う。


彼の取材姿勢、日常的に感じた物の考え方、

やわらかくて、すごく芯がある人であり、

ある意味とても尊敬している。


ある時期、とても多くのものを私に与えてくれた。


彼のことを考えたら、そして、昨日まで

もやもやとしていたことに対して、それがちっぽけで

すごくはずかしく感じた。


私はもっと強くなろう、と同時に思う。

他の人を傷つけないで、

逆風にも負けず、しっかり仕事をしようと思う。


友人も、しっかり仕事をして、取材をして

早く帰ってきてほしい。

今日は東京駅近くで、食事をいただきながら、

仕事の打ち合わせ。

牛ヒレがすごくおいしかった。



編集室をはなれると、ぽつり、ぽつりと

考えることがある。


物作りに携わる人々は

すごく個性的で、デリケート。


そんな中、

いろんな人の強いエネルギーを感じる。


よくも悪くも、そのエネルギーは

攻撃的であったり

とげとげしいときもある。


そういう波長を受けてしまう時、

自分自身も影響を受けやすいのが、最近の悩みの種。


人によっては

そうしたエネルギーを一緒になって楽しめるのであろうが、

私はどうも器用にそうしたことができないでいる。


今後自分の課題として、

負のエネルギーをどうやって自分にとりこまないか、

があるのかな。


と、

思っていました所、

仕事相手のSさんから、

「そういうときは、受け捨てる、のよ」

とにっこり笑って行って下さった。


年上の方は本当にすごいなあ。


まったくそうだ、その通りと納得した。


空気のように

透明なもののように

強い意志をもって存在出来たらとても素敵だと思う。


相手を否定しないけれど、

自分も染まらず、自分自身であれること。


そうしたことって、意外と難しいけれど、

大人になるにつれ、きっとだんだんできるようになるのだと思う。


今日は温かな夜だった。

夜、自宅で仕事をしていると

ハノイで働いていたことを思い出す。


やはり、夜中に働きどうしだったからだろうか。


夜でもむせかえるような暑さと

果実の甘いにおい、

バイクの音。


今より体力もあったころ、

毎日働き同士だったのを思い出す。


そして、朝早く出勤すると、

町の多くの人々は早起きで、マラソンをしている人が本当に多かった。


私の住居の前にあった、

朝5時ごろから開く露店のおばあさんは、

よく甘い漢方のお茶を出してくれた。


人と人とのぬくもりがもっと身近であったのが

とてもなつかしい。


思い出すと、あの場所にすぐに行きたくなる

衝動に最近よくゆすぶられる。


いつかまた、今度は旅でハノイを訪れてみようかな。