nap time

nap time

気まぐれに登録ゲームのレポ公開してまーす

Amebaでブログを始めよう!
①のつづき...

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

同窓会当日。

淳平と一緒に行く事になり、迎えに来てくれという淳平を待つ。

淳平「お待たせ」

「...うん」

淳平「顔、強ばってるけど?」

「なんだか緊張しちゃって」

淳平「なに言ってんだよ。大丈夫大丈夫。それに、楽しくなったら適当にだちゃおう。俺もすぐ飽きちゃうかもしんないし」

「ふふ」

私は淳平に手を引かれて、会場へと向かった。



ミナミ「××先生!」

松葉杖をつきながら、ミナミが手を振っている。

ミナミ「みんな、覚えてるよね?〇〇さん。恵比寿総合病院の外科医で、私の怪我のオペもしてくれたの」

ミナミが、皆に紹介してくれる。

女友達1「ええ!〇〇××?久しぶりー!」

男友達1「へえーお医者様って、すごいな!」

女友達2「元気だった?」

女友達1「懐かしいねー...そうだ、覚えてる?英語の宇佐美先生」

「宇佐美...ああ、うん覚えてるよ」

淳平「よくモノマネしたよな、発音が独特でさ」

「そう言えばやったね、モノマネ」

女友達1「あの宇佐美先生が、生徒と結婚したって知ってる?」

「えっ!?本当に?」

女友達2「15歳差だって。やるよねー」

女友達1「羨ましいよねー私も15歳年下の男の子と...」

淳平「15歳年下だったら、中学生だろ」

女友達1「あ、本当だ。そりゃダメだね」

「ふふ...」



しばらくして、淳平はサッカー部の集まりとやらに顔を出しに行った。

(こんなに笑って話したの、いつ以来だろう...昔の友達と話せる日が来るなんて...)

女友達1「結構皆結構してるんだね」

「確かに、驚いた」

女友達2「××は?誰はいい人いないの?」

「そ、そうだね...」

淳平「なになに?何の話?」

しばらく話していると、淳平が同級生の男子を数人連れて話に入ってくる。

女友達1「女の話」

淳平「なんだよそれ、入りづらいなあー」

女友達1「じゃあ、話題変えよっか」

女友達2「そう言えばさあ、××ってなんで転校したんだっけ?」

「え?」

ミナミ「おすそう、急だったよね」

淳平「ちょっと...」

「私は...島根の祖母の家に引っ越したの」

(もう、この事も克服しなきゃ...)

淳平「...」

ミナミ「島根かあ。大学も島根?」

「うん」

女友達2「で、こっちに転勤になったの?」

「うん、まあそんなところ」

女友達2「へえ、お医者様も全国に転勤があるんだね。さっき、〇〇さんだって言ってたよね?てことは、結婚したの?」

「あ...それはね、母親の旧姓で...ちょっと色々あって...」

急に会話が途切れる。

(どうしよう...なんて説明すればいいかな)

淳平「う、酔いが回ってきた...」

急に淳平が、その場でお腹を抱えだす。

ミナミ「ちょっと大丈夫?」

淳平「サッカー部の奴らに、たらふく飲ませれて...hcおっと、風当たってこようかな...〇〇先生、診てくれる?」


A: 分かった、とりあえず外に出よう
B: もっと他の子と話したいな...
C: 酔ってるのは、治せないよ


「大丈夫?淳平が酔うなんて珍しいね...風、当たりに行こうか」

ミナミ「なーんだ、やっぱり2人、高校の頃から変わらないね」

女友達1「確かに、まだ仲良いんだねー」

女友達2「宮下くん、恰好良いまんまだから、ちょっと良いなーって思ってたのに」

「え、えーっと...とにかく、本当に体調悪そうだから、連れてくね」

ミナミ「気を付けてね」

会場の入口に向かうと、淳平は更にお腹を押さえた。

淳平「うっ...」

「ちょっと、大丈夫?とにかくお手洗いに言った方が良いんじゃない?」

淳平の背中をさすりながら、お手洗いに向かう。と、突然淳平が、私の手を引いて歩き出した。

淳平「出よう!」

「え?」



淳平に手を引かれたまま、近所の公園まで来てしまった。

「淳平?」

淳平「ああ、外の空気気持ちいい」

「酔いは?」

淳平「んー...大分、冷めたかも」

「...酔ったって、嘘でしょ?」

淳平「いや、さっきまでは本当に気分悪かったんだって。でも、そろそろ××と2人になりたいかなーって思って...」

「嘘。私が昔の事聞かれて困ってる、思って連れ出してくれたんでしょ?」

淳平「××も、俺の事結構分かってきたな」

「分かるよ、淳平の優しさくらい...」

(淳平、きっと同窓会楽しみにしてたのに、悪い事しちゃったな...)

私が、俯いていると、淳平が鞄をゴソゴソとしだした。

「どうしたの?」

淳平「でも、××と2人になりたかったってのは本当」

淳平が、鞄の中から花火を取り出す。

「花火?こんな季節外れに?」

淳平「んーっと...会社の慰安旅行の残りなんだ。今日の帰りに××とやろうと思ってさ。だから、気にせず花火楽しもう」

淳平が、花火に火をつける。

「きれいだね...」

淳平「昔も一緒にしたな」

「うん...文化祭の打ち上げのとき」

淳平「みんながステージで盛り上がってるときに、体育館の裏でこっそり」

「こうやって思い出してみると、私の昔の思い出って淳平のことばっかりかも」

淳平「そう?」

「うん。淳平、宇佐美先生の英語のモノマネ、上手だったよね」

淳平「Do you understand~?って、そっごい腹立つ良い方してくるんだよな」

淳平が、昔と同じように独特の発音でモノマネをする。12年ぶりにそれを聞いて、また笑ってしまう。

淳平「俺は××と一緒に2人でいるの、すごい好きだからさ。××の思い出をこうやってちょっとずつ重ねていけるのが、幸せ。だから、今日はこうして2人で過ごそう」

「そうだね、2人で花火も悪くないかも」

淳平が、線香花火を取り出す。

淳平「勝負する?」

「うん」

私たちは同時に日をつけて、線香花火をした。

「きれいだね」

淳平「ああ...」

(ずっと、こうやって淳平と過ごせますように...)

そう思いながら、小さくなっていく火を見つめる。

淳平「ああ~落ちた!くっしょー...××、もう1回やろう?」

「いいよ。真剣勝負ね」

淳平「じゃあ、負けた方がラーメンをおごるってのはどう?」

「いいね、お腹すいてたんだ」

淳平「よし、じゃあもう1回」

私たちは何度も線香花火に火をつけた。花火の煙が目に染みるみたいに、淳平の優しさが心に染みた。





翌日。

廊下を歩いていると、ミナミに声を掛けられた。

ミナミ「あ、××先生ー!あの後大丈夫だった?」

「ごめんね。淳平が酔ったっていうか介抱してたら...」

ミナミ「もー...2人で消えちゃって。あの後、みんあで花火しようって言ってたのに」

「え?花火?」

ミナミ「おすそうs。宮下くん花火係だったのに、花火と一緒に消えちゃったかと思ったよ」

(あれって、2次会用の花火だったんだ...2人でやるつもりって嘘までついて...)

「そっか...ごめん。もしかして、出来なかった?」

ミナミ「一応皆の分は会場に置いてってくれたみたいだったから大丈夫なんだけど。花火置いてってくれてるの気付かなくてさ。皆で探したんだよ」

「よかった...ごめんね、迷惑掛けちゃったみたいで」

ミナミ「今度2人で消えるときは、連絡よろしく」

「うん、了解」



(やっぱり、元々は淳平も2次会までいるつもりだったのに、私のせいで抜け出させちゃったんだ...こんなに、淳平に気を遣わせてばっかりじゃ、ダメだな。しっかりしなきゃ)



TO BE CONTINUED



゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆