SA☆CHIです。

 

 

63歳の未亡人の方のお話。

 

 

18歳年上のご主人が亡くなって丸8年だそうです。

 

 

一年間の闘病生活を経てご主人はお亡くなりになりました。

 

 

今はお一人で、ご主人の残してくれた持ち家と遺族年金で

暮らしているそうです。

 

 

夕食で食卓にオムライスのケチャップが置いてないと

箸が飛んで来るような亭主関白なご主人だったそうです。

 

 

彼女が高熱で寝込んでいても看病をしてくれるような

方ではなかったので、フラフラになりながら病院や買い物には

一人で行っていたそうです。

 

 

先日コロナに羅漢した際も高熱の中、一人で病院へ行き

 

買い物へ行っていました。

 

 

ある意味、長年の結婚生活の中で、昭和なご主人に鍛えられたことで

 

一人で生きていく力を身につけたと言っていました。

 

 

18歳差の結婚。

 

 

生前ご主人はどう考えても自分が先に逝くことは安易に想像できたはず。

 

 

意図していたかどうかはわかりませんが

 

 

老後の彼女の身を案じる優しさゆえの厳しさだったのかも?

 

 

男らしさの裏側に潜んでいる昭和男児の優しさを私は感じました。

 

 

結婚生活は本当に大変だったけど、私がこうして自立できているのは主人のおかげ。

 

 

今はご主人にとても感謝しているのだと仰っていました。

 

 

この結婚は成功か失敗なのか。

 

 

結婚生活の最中にいるときに、判断することではなくて

 

 

ある一定の時を経て、振り返ってみた時に感じることや自分自身の在り方が

 

 

答えになるのかなと思います。

 

 

読んで下さってありがとうございます。照れ