2020年12月3日(木)

 

朝起きて、いつものように体温を測る。

高齢の母と二人暮らしの私は、新型コロナの感染拡大時から、体調の良し悪しかかわらず体温を毎朝測る様にしていた。

 

この日の体温。。。

 

「37.5℃」

 

・・・え???

普段、36度前後が平熱の私だけど、「発熱」している体感など、まったくないのですけど。。。

 

「なんで・・・」と悲愴な声をあげてしまった。

 

母からは「朝、布団から出てきたばかりだから、身体があったかくなってるだけかもしらんよ」と慰められたので、ごはん食べて、顔を洗ってから、もう一度測ることにした。

(今、思えば、「布団であったかくなった」とはいえ、37.5まであがることはないだろうよ。。。)

 

次に測ったときは、37.3℃だった。

 

よくいう「コロナの基準」にあたる、37.5℃以下とはいえ、それでも熱は熱。

とりあえず、その日は会社を休んで、病院に行くことにした。

会社には「37℃前後の微熱ですが、念のため、病院行きます」と伝えた。具体的な体温の数値は伝えていなかった。

 

あまりにも予兆がなかったがゆえに、いろんな不安がよぎった。

朝食を食べているときも「味覚・臭覚はある」ことを、めちゃくちゃ意識しながら食し、せき・くしゃみ・のどの痛みなども全く感じないよな

、と。。。

でも、思い起こせば、その週の頭くらいから、やたら肩こりが激しいなと思っていた。コロナ禍でリラクゼーションマッサージに行くことができていなかったからなあ、と特に気にも留めてなかったけど。

まさか、これがうわさの「尋常ではない倦怠感」なのか?!とか。。。

 

そんなことこんなこと考えながら、徒歩30分位のところにある、発熱外来受付を設置された大きな病院へ向かった。

 

到着し、まず問診票を記入し、体温・血圧を測る。

血圧は記憶にないが、それほどおかしな数値ではなかった。

体温は、なんと、36.8℃!

 

だんだん下がってきている様子なので、診察にきたのが申し訳ない気分になってきた(汗)。

が、診察を待っている間、結構な人数のかたが、診察後に「PCR検査を今から行います」というふうに別エリアに呼び出されていく。。。

 

ふと、思った。

こんなことを考えるのは、大変失礼な話かもしれないけど、ヘタに熱出たからと診察にきて、そもそもがただの風邪だったのに、ここでコロナ感染者と近づいたことにより、感染する可能性もあるかも。。。とか思ってしまい、

発熱後、すぐに病院に向かったのは、早まったかもしれない。。。と、少し後悔した。

 

そんなこんなで、名前が呼ばれる。

そもそもがプレハブで急遽設置された受付だけど、なんと、医師とは、リモートでの診察だったことに衝撃。

 

今、ただ熱を出しただけで、こんなにも警戒されてしまうのだ。

わかってはいたけれど、、、感染症が蔓延した世の中、ちょっと熱出ただけでも、医療現場でさえ、こんなにも警戒されるんだということを目の当たりにして、さらに不安をそそられた。

 

画面越しで、症状をできるだけ細かく説明するけれど、この不安は本当に伝わっているのだろうか。

やはり、生身で話をしないと、身体を触ってくれないと、なにか見逃されないだろうか心配でたまらない。

 

そんな私の心配をよそに、医師の答えはあっさりしたものだった。

「今、熱が収まっているので、たぶん大丈夫でしょう。ただし、発熱当日はコロナの検査は出来ないので、明日も熱が続いたら、来てください」

 

え、、、?そうなの、、、?!そんな感じなの、、、?!

 

わたしの不安顔は届いたのだろうか。次に受けたことばは

「インフルの検査は可能です。ただ、これまた日数経過しないと正しく判定されないことがあるので、意味なしかもしれないが、、、受けますか?」

 

とのこと。

 

正直な話、そんな感じの対応でなんだか気が抜けたが、せっかく足を運んだのに何も収穫がないのは悔しいので(そんな問題ではないが)

インフル抗体だけ検査した。

結果「陰性」だった。それでもって、熱も下がっているし、特に自分自身も病気な感じもしないくらい、気は元気だったので、あまり気にしない気にしないと言い聞かせながら、家に帰った。

 

そして、家に着き、熱も下がってたし、インフルでもないみたいやわ、なんて母とワイワイいいながら、昼ごはん前に、念のため、もう一度体温測ってみた。すると、、、

 

「38.1℃」

 

。。。ちょっ、まてよ。。。またもや「なんで。。。?!」と悲愴な声をあげた。

 

本当にヤバイ。。。てかさ、なんで病院いったときに、この高熱状態にならんかったのよ!

そしたら、もうちょっと危機感ある対応をしてくれたかもしれないのに。。。

 

昼ごはんも食べず、とにかく寝る!と伏せてしまった。

 

その前に、会社へも報告。

電話を受けた、私の上司は「マジか。。。」、とこれまた悲愴な声だった。

のちに詳しく聞くことになるが、37.5℃以上の熱がでた日から2日間は必ず休むことが必要とのことで、

しばらく「特別休暇」をとることになった。

 

夕食時間ごろに、体温を測ると、たしか37.8℃位。

それぐらいごろから、頭痛が激しくなりはじめた。

 

むっちゃくちゃ不安を抱えながら、眠りについた。

次の日の朝は、何事もなかったように、平熱に戻っていますようにと祈りながら。。。