今日は朝1時間早くからWワークでの仕事でした。

なぜなら、12時きっかりに終えて、こちらに戻ってから講演会に参加するためです。

通常の10時からでもいいのでしょうが、たった2時間でそんなにも仕事がこなせないまま帰るというのもなんだしなと。

 

思ったよりもこなせなかったのですが、ちょうどいい時間にキリのいい感じで終わらせられたので、チーフさんとマネージャーさんに連絡し、急いで着替えて電車に乗りました。

駅からは自転車。

今日までは何とかお天気も持つとのことですので。

もしかすると公演時間に間に合わないといけないと思って、事前に一緒に参加される経営者さんに、遅刻のお願いをしていただけるようにしていたのです。

しかし、ちょうどいい時間につくことができ、また、経営者さんにも入り口付近でお会いできましたので、ほっと一安心。

 

今回の講演は、一つは経営者さんおすすめのドクターのおはなし。

もう一つは、以前から知っていた同じ資格を持っている方のおはなし。

どちらも気になっていたので、間に合ってよかった!!と。

 

今回は「親亡き後のこと」といったことに対しての講演でした。

精神疾患(障害)を持つお子さんをお持ちの親さんみなさん、共通の課題なんですよね、この「親亡き後」ということについて。

特に今私も家族会というものに携わらせていただくことがよくあり、本当にご家族が超高齢化しつつあるんですよ。

つまり、家族会に入っているご家族のお子さん(当事者さん)は私と同世代またはそれ以上の年代なのです。

ということは、どう考えても私の両親とほぼ同世代またはそれ以上の年齢なわけで…。

ここへの支援をするにあたり、本当に悩ましいことがよく見受けられるんですよ。

特にこの日本という国は、障害を持つとその家族が抱えるべきといった思考がまだ根強いように感じます。

国も「在宅介護」なんて言うようなことをうたっていますが、じゃぁ、在宅でやれるんかい?その現場をきちんと見たこと聞いたことあるんかい?といつも思うのですよ、私としては。

もちろん、在宅にすることはいいことと思いますよ。

しかし、その在宅で当事者を抱える家族もまたいつ何時どうなるのかわからないんですよ。

まして、精神障害というものって、いまだ持って偏見とまではいかないものの、なかなかきちんとした受け入れがしてもらえていませんので、どうしても家族が囲うしかないような雰囲気なんですよね。

けど、今日の講演にて、お二人とも「第三者とのつながり」といったことを訴えられています。

私や経営者さんも、これは常に思っていることです。

親が「この子のために」なんてまるががえしなくってもいいんですよ。

できる範囲でやる、できないことは外部にお願いする。

もう一つは、当事者さんを信じることだと思うのです。

もちろん命の危険があるような場合は別として、ある程度その人にお任せすることも必要と思います。

また、きちんと当事者さんが何を訴えたいのか何を思ってるのかを口に出せる環境づくりは大事かと思います。

今まで病気がゆえに不可解な言動を繰り返している当事者さんを信じることができなくなっちゃうのは十分わかります。

それにどうしても病気によって、今までできていたことができなくなることもあるのです。

けど、何もかも病気(障害)だからできない、それは違うと思います。

私も障がい者として手帳を持っているので、今のところ障がい者として認められている身です。

けど、こうして一人で暮らすことができています。

もちろん生活は豊かとはいえません。

しかし、私のできる範囲でやっています。

今の本業の職場は私の「できること」について伸ばしてくれてもらっています。

そして、「できないこと」には言及しませんが、いけないことについてはお叱りを受けます。

つまり、こういったさじ加減が親子間、または家族間で必要と思うのです。

 

自分のことの振り返りができ、いい日でした。

しかし、相変わらず私はタイとスケジュールだなって思ったりもしています。

このタイトスケジュールで身体に不調をきたしたときは、何をどうするのかは私の中できちんと決めていますので、今のことろ大丈夫なのかもしれません。