水曜日、昼過ぎに父の入院先にて三者の話し合いをしてきました。
入院先のワーカーさん、父のケアマネさん、そして私。
 
ワーカーさんから今までの入院時の看護師等医療スタッフの父の印象と、今回の入院時の治療経過やADLの状況の話がありました。
先週土曜日に暴れるは脱走するわの大迷惑を起こした父。
その後はいつもの通りの父に戻りました。
 
さて、今回は父と母の分離について。
父が倒れて早19年以上経ち、母がメインで父を在宅介護してきました。
8年蔵前に母が重体に近い病気にかかり、それ以後、母の容態はあまりよくはありません。
日常生活には困りませんが、不調になりがちですし、それでも父の介護を優先して、今回のように母も入院となったわけで。
私が東京から戻ってきてから、ケアマネさんと二人三脚で、母が確実に休息が取れるようにと、母とケアマネさんと私とで話をしていたのです。
昨年6月1日に退院する半月前には、特養も考えた方がいいねと言っていた矢先、病院から突然近いうちに退院してといわれてから、「在宅で見る」と言い張る母。
ほかにもいろいろありましたが、これ以上父を母がメインで在宅介護は厳しいということで、話し合いの重要事項にうつりました。
 
まずはケアマネさんから、29日夕方~2/3まで2回ほど利用したショートステイが預かってくれるとのことを話しました。
ただ、この日の朝に、母から私に28日に退院したいとのメールが入り、この面談が終わってから母にメールの返事を出そうとしていますと話しました。
ここでは、やはり今までの母の在宅介護には限界があるし、今回入院していることもあり退院後に2/3まで預かってもらってその先すぐに父の引受先がなければ、または母は在宅介護になり、手放すきっかけがなくなるのではないかと。
そこで、ワーカーさんが、この病院の系列の特養の中にショートステイもあり、情報によるとこの土日あたりに1人入れるような情報を得ているのでと、すぐに連絡してもらいました。
ここはちょっと遠いんですが、この病院は父も母も信頼はしていますので、おそらくここの系列で預かってもらえるのであれば、母は嫌がりはしないと思いますと。
ただ、ロングのショートだと、金銭面のことや、父がそのまま特養へ行くことに対しての母の心づもりが非常に心配とも話しました。
もう一つは、私はそういった心配はありつつも、こちらから見ていると(妹や私の視点)、もう父と母は話すべき時が来ているし、私も妹もそれぞれ生活がかかっていて、今回みたいなことが頻度が高くなれば、仕事を離職せざるを得なくなるのは、家族共倒れになってしまいますとも話しました。
ワーカーさんもケアマネさんも、そして私も、もうこれ以上母がメインで介護ではなく、たまに自宅に帰ってくるまたは施設に会いに行く程度がいいかなと意見を一致させました。
 
ワーカーさんの勧めのあったショートステイから夕方に27日以降引き受け可能ですと話がありましたと電話をいただいたのは夕方17時半過ぎ。
そこの施設ではできれば27日金曜日だと職員の人員が多く、初日に手厚い介護ができると当事者である父も安心できるのではないかと提案があったそうで、私はすぐにOKの返事をしました。
また、ケアマネさんに通じなかったとワーカーさんから言われましたので、ケアマネさんにすぐにお電話し、報告、さっそく次の日の朝一にケアプランや父の介護等の情報を流しと言ってくださり、ワーカーさんも引き受け可能かどうかをあらかじめ医療やADL情報を流してくれていたらしく、すんなりとロングのショートステイをお願いできました。
 
問題は父と母を説得すること。
夜中に妹から電話があり、軽く今回の話の内容を言うと「母には父がこの日に病院から直接預かってもらうからと言っておいた方が、父が言ってから話すと大パニックになる」と。
ひとまず、妹が26日に母を説得しに行くと話してくれ、また、その日の夕方には妹がメインで私もついていき父にも27日に退院し、その日図具にショートへ行くことを説明しました。
思っていたよりも、両親とも快くまではないけど、受け入れてくれました。
 
27日、私が父の入院先に出向き、施設の方が来るまでに荷物を作り。
父は今年初めてあんなご機嫌な姿を見たっていうくらいの笑顔でした。
この日の担当看護師さんはじめ、ワーカーさんも病室をのぞきに来てくださりました。
ワーカーさんにお礼を26日にした際、心配していたけど、何もかもいい方へ進んでとてもよかったですね!と言ってくださりました。
ワーカーさんが今回情報をきちんと読み込んだうえで、ロングがいけるところも調べてくださっていて、私も同じ資格は持っていますがそんなことできないので、感心しきりでした。
 
父は施設の方と機嫌よく施設の送迎車に乗って、出ていきました。
今日(28日)、母の希望通り、午前中に退院します。
今から私が迎えに行ってきます。