先週、いくつかアタックしていた弁護士事務所の一つから、面談してもいいとの返事をいただき、昨日夕方にその弁護士事務所へ行ってきました。
    弁護士に「離婚したい」と申し出ると、端的に理由をと聞かれ、こたえると、弁護士はすぐに答えを提示されました。
「調停ですね。」 
    主人からのモラハラについても端的に話しました。 
    今、主人から逃げて実家で預かってもらっているが、主人は居場所を知らないから、私の親や娘にどこにいるのかメールや電話を受けているが、黙っていてもらっているし、私にも連絡くるが一切無視していることを話しました。
    すると弁護士から、娘や親を盾にしていても、現に娘も親も困っている訳なんだから、居場所は実家だとハッキリさせる、そこで主人が実家に来るならば私がハッキリ「近づくな!」と言えるかどうかだと言われ、ハッとしました。(←弁護士さん、鋭いです!)
    私が強く「もう私には近寄らないで!」とキッパリ言えないから、娘や親を私自身も巻きこんでいることに気づかされました(主人が人をどんどん巻きこんでいるのと変わらないと気づきました)。
    この気づきの瞬間から、私はまだ主人の優しい部分や、もしかしたら今回は人並みになってくれるのかもとどこかで思っていて、この思いはまたいつも通りの展開にしかならないことを改めて感じはじめ、本当に離婚したいのか?と自問自答し始めようとしたちょうどその時に、弁護士は「離婚したいのですか?」と。 
    自問自答し始めようとしていた私が、弁護士の言葉で我にかえって「離婚したいです」 と、とっさではありましたが、私からその言葉がすぐに出てきました。

    今までの私なら、下を向き考えて言葉を出すか、やもすればこの話はしばらく考えさせてほしいと言っていただろうなと、今日になりあのタイミングで弁護士から言葉をかけられたことに、弁護士に見透かされているなと感じたのと、ある意味私に踏ん切りをつけてくれたのかなと思いました。
    主人の居場所や収入や職に就いているかなどと、私の現在の職などを話し、調停するために具体的に必要なものを聞きました。

    この経験から、弁護士と話す際、目に見えることやモノ(=事実)に対してどれだけ相手から損害を受けているかを、どこまでしっかり述べられるのかが非常にカギとなり、その事実をもってはじめて私がその時に抱いた感情をくっつけていく作業が離婚するために必要だと弁護士は私に話したのだと、私は受け止めています。

    母には今朝、もし主人から電話とかあれば、私が実家にいることを話すようにお願いして、東京に向かうため実家を出ました。
    夜には子どもに会うので、今後主人聞かれたら居場所を答えればいいと話そうと思います。