先週、雇用契約書を結んだ後すぐに、臨時でカウンセリングを入れました。

    今日はそのカウンセリング日でした。
    カウンセラーに、不安なことを話しました。
    身近に頼れる人がいなくなる不安、見知らぬ土地での暮らしの不安、病気の再発への不安、そしてなぜ今回私を雇い入れてくれたのかという疑いを抱いていることで自分に自信を持てない不安などなど。
    カウンセラーは、その不安を打ち消すのではなく楽しんだら?と。
    また、以前神奈川県で入院したときみたいに、仕事するではなく自分を試しに行くことにしたらどうかと。
    おととい主人に2月から勤務だからと伝え、その際に、実は不安でたまらなくなってきていると話しました。
    主人は、年齢的にはっきりいって難しい、ましてや誰の助けもなくやることに無謀だと話してきました。
    今まで長く仕事が続かなかったことも安易に賛成できない理由だと。
    主人の言い分としては、年齢的なところで気力も体力も減っているのに、若い人がやるようなことをやろうとするのはいかがなものかと。
    これをカウンセラーに話したら、主人はこう言うことで私が主人から離れないようにしているだけだと断言しました。
    昨日も知り合いの方に同じことを言われました。
    私もカウンセラーも考えは同じ、私が遅かりし成長期をむかえていると。
    チャレンジできる機会を与えられたなら、ぜひやってほしいとカウンセラーは話しました。
    そこですぐに帰ることになっても、絶対自分の成長の糧になるからと。
    カウンセリングが終わり、自宅に戻る途中、私の支援者から電話が。
    電車内だと伝え、30分後に再度掛け直していただいた時に、いつ行くのか、住むところはなど簡単に聞かれ、一つだけ忠告すると。
    それは自分に甘く他人に厳しくなりなさいと。
    あなたは今まで自分に厳しすぎた、もっと自分に甘くなりなさい、そうしているうちに病気もよくなってしまうからあなたならと。
    あなたなら絶対できるからと。
    カウンセラーにしろ、支援者にしろ、本当ならこの方々が私に話してくれたことを身内に言って欲しかったです。
    私の身内が決して私を気にかけていないことも、身体やココロの不調への気遣いもあるのは充分にわかります。
    気にかけているから、私が起こす様々な言動が危なっかしいくて失敗させたくなくて、私を制御するのだとわかっています。
    だから私に対して、過干渉で過保護になり、反対することしか言わないのだと。
    それか見放すしかないと諦めてしまうのだと。
    生まれてきてずっと私はこんなことを求めていたんじゃないのです。
    賛成ではなくても、反対するのではなくまた見放し諦めるのではなく、見守ってくれること、どんなときでも帰ってきていい場所を提供してくれること、どんな私でも認めてくれることをずっとずっと求めてきていたのです。
    この歳になり、私という一人の人格がようやくわかりはじめてきました。
    生きていることがずっとずっと苦しかった。
    私なんてこの世にいることが間違いだと思っていた。
    今まで私のことを知るすべての人の記憶から消し去りたくてたまらなかった。
    けど、私の存在を全く知らない土地と人々と向き合い、再構築する決心をしました。
    失敗して、すぐに帰るかもしれない。
    再発するかもしれない。
    苦しく辛いかもしれない。
    けど、今いる環境も苦しいのなら、飛び出してみようと思います。