カンボジア井戸建設支援報告（タホー村)

N様のご支援による小型井戸が完成しました。

カンボジアの建設会社 KHJ Constructionsから届いた写真と報告書の内容です。

カンボジア井戸支援報告書（タホー村）

タホー村ルムローンさん宅の小型井戸を完成しました。
水量、水質ともに良好であり、地域の人々はとても喜んでもらっています。

井戸の記念の写真を取る為に集まってくれます。奥さんは朝早く4時ころ畑へ行きましたから写真を撮れませんでした。その代わりにルムローンさんのお母さんに来てくれました。お母さんは孫を面倒みる手伝い為にルムローンさんの家に来ました。ちょうどいいので一緒に写真を撮りました。

ルムロ―ンさんより

『井戸を支援してくださって感謝しております。水はとてもきれいで嬉しいです。大切に使っています。池の水が汚いで臭くて不便でした。でも井戸が出来て便利になりました。水がきれいですから子供達の健康的によくなりそうです。これは支援方のお陰です。本当に助かりました。ありがとうございました。』

お母さんより

『私の子ども達に井戸を支援してくださって感謝しております。生活的が大分助かりました。子供達の生活が前よりよくなって孫の健康もよくなっています。私は何もより嬉しいです。本当にありがとうございました。支援者の方がお元気で何をしても成功するように折っております』

田舎の人は特に子供達は写真を取る機械が全然なくて写真の中にちょっと緊張している顔しています。でも本当は嬉しくて楽しく水を使っています。

👇下は井戸の様子の動画です

N様のお陰で現地の人々の衛生状態および生活水準が改善され、大変喜んでもらっております。ご支援いただき誠にありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　KHJ　Constructions　Ltd

■井戸建設地の村の家族の紹介です。

（井戸建設前の様子です）

住所　カンボジア王国シェムリアップ州ソニコム郡クナポー町タホー村

👇グーグルマップ位置情報、衛星写真で確認出来ませんが概ねこの位置になります。

井戸候補地はアンコールワットで有名なシェムリアップの街から車で約1時間30Kmのルムローンさんのお宅です。人里から1.5㎞ほど森の中に入ったところで、道も悪く電気も通っておりません。

ルムローンさん家族ともうひと家族が井戸を使用する予定です。

ルムローンさん一家

ルムローン28歳　夫　農業（自分の畑少々キャッサバ芋、その他は日雇いで農作業）

ヌンケンウォン25歳　妻　農業

ルムナンレット7歳　長男

ルムナリー2歳　長女

5年前にこの地に移り住みました。

人里だと自分の土地を持てず、新たに土地を開拓しています。

水の使用は家の裏100ｍ先の池の水を使っていますが、写真にある通り水は大変にごっています。

炊事、洗濯などこの水を使っていますが、飲料だけは3㎞離れた親せき宅からタンクに積んで貰って来ているそうです。

しかし、バイクが壊れたりガソリン代がなかったり、忙しかったりした時は池の濁った水を飲むこともあるそうです。田舎の人の考えとしては、あまり汚い水は飲みたくはないが、飲めない訳ではないということだそうです。

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貧しい村人このカンボジアの過疎の村では、水もなく地質も良くないので、自給自足もままならない状況です。

日雇いで僅かな稼ぎで生活しており、子供達が大きくなると出稼ぎにいき、家族の生活を支えるケースが多いです。

井戸ができることで、池の濁った水を飲まなくても済むようになります。

生活にゆとりができますし、農作物を育てることもできるようになり、経済的にも大きな支えとなります。

村人達の生活環境が大きく改善されるだけでなく、貧しい環境の中で強く生きてゆくための精神的な支えにもなります。

首都プノンペンは、急速な経済成長を遂げているカンボジアですが、少し田舎に行くと、厳しい環境の中で、貧しい生活を強いられている人々が、今尚、たくさんいます。

カンボジアには、日本以外にも、海外のＮＧＯから多くの支援や援助が入っていますが、田舎の本当に貧しい村には、なかなか支援が届かないのが実情だと聞いています。

N様、貴重なご支援を本当にありがとうございました。

バラコミでは、カンボジアの建設支援会社（KHJ　Constructions）を通じて、貧しい村、小学校への井戸支援・小学校建設支援を行っています。

お預かりした寄付は100％現地に届け、一切の手数料、経費等も受け取っておりません。