4月23日~25日、カンボジアの小学校を訪問してきました。
まずは今回のご報告が、事後報告になってしまった事をお許し下さい。
下記、お読みいただくとご理解頂けると思うのですが、少し特殊な個人的な活動がきっかけだった事と、当初訪問の予定はなく、急遽、4月初旬にカンボジアに行く事が決まった為に、支援者の方々への事前のご連絡ができませんでした。
今回の訪問のきっかけとなったのは、バラコミメンバーのFさんの会社で、個人のボランティア活動を発表する機会があり、カンボジアの活動を発表したいという相談を受けた事でした。
そこで私から、以前クリスマスチャリティーイベントで実施した、不要になったおもちゃや衣類などを集め、カンボジアの子供達に届ける企画を提案しました。
F さんの精力的な活動により、社内からたくさんのおもちゃや衣類が集まり、カンボジアに向けて郵送する事ができました。
カンボジアでは荷物を受け取るにも手数料がかかります。実際には郵便局職員の賄賂として存在おり、法外な手数料が請求されてしまう場合があります。
できる限り手数料を抑えられるよう、KHJ(カンボジアの建設支援会社)の力を借り、手を尽くしましたが、それでもかなりの手数料が発生してしまいました。
個人で負担するには厳しい金額となってしまった為、バラコミメンバー、有志の方々に相談し、受取手数料の援助として支援をしてもらう事になりました。
ありがたい事に、手数料を大幅に上回る支援を頂きました。そこで、上回った分については、カンボジア子供達へのプレゼント代として新たに支援することになりました。
当初の予定では、KHJに代行して子供達にプレゼントを届けてもらう事にしていたのですが、このようないきさつから、Fさん、バラコミメンバーのOさん、私の3名で、カンボジアの子供達に直接プレゼントを手渡しにゆく事になりました。
急遽決まったカンボジア訪問の為、2泊4日の強行スケジュールでしたが、ご支援により建設されたYEB小学校、MAT小学校の子供達一人一人に、たくさんのプレゼントを届ける事が出来ました。
下記、今回の支援の内訳と届けたプレゼントの詳細です。
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●寄付総額
22万9000円
●船便送料及びカンボジア受取手数料
7万5000円
●日本から郵送したおもちゃ、衣類など(Fさんの会社にて集められたもの)
61kg(ダンボール7箱)
●ご支援により現地にて購入したプレゼント
14万4000円
【内訳】
◎鉛筆、鉛筆削り、ノート、クレヨン (YEB/MAT小学校 総勢400人分)
◎サッカーボール(50個)
◎ホワイトボート、マーカー(一式)
●お寺へのお米の寄付 1万円
●残金 10580円 (お寺への寄付として)
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久しぶりにカンボジアを訪問する事ができ、元気いっぱいの子供達に会って、たくさんパワーをもらいました。
これまでの多くの方々から頂いた支援が、カンボジアの貧しい村で、小学校、井戸という形になり、人々の生活の中にしっかりと馴染んでいる事、カンボジアの多くの人達の生活を支えていること、たくさんの子供達の未来への可能性に支援できていることを、改めて実感いたしました。
小学校に掲げられているネームプレートのおひとりお一人のお名前を見ながら、多くの支援者の方々にバラコミの活動が支えられている事を強く感じ、とてもありがたい気持ちになりました。
また今回、MAT小学校の子供達が、支援者の方に絵を描いてくれました。
少しお時間頂くかも知れませんが、ご支援頂いた方々に、視察報告書と合わせてお送りさせて頂く予定です。
帰国後かなり立て込んしまい、ブログでの報告が遅れた事、このような経緯により事後報告となってしまった事、改めてお詫び申し上げます。
今回の視察の様子については、改めてブログに掲載させて頂きます。
これからも、応援して下さる気持ちを大事に、活動を続けて行きたいと思っております。
いつも支えて頂き、本当にありがとうございます。
江見佐智恵