先日(15日)、久しぶりに高野山に行ってきました。
昨年お参りしていた、西国三十三カ所巡りの番外の場所として、最後、高野山にお参りをしたいと思っていたのですが、昨年の夏以来、すっかり時間が経ってしまいました。
ちょうどタイミングよく、6月15日は弘法大師さまのお誕生日で、高野山では「青葉まつり」が行われていました。
11時すぎに高野山駅に到着したのですが、12時からお祭りのため通行規制がかかり、途中バスが運行停止になるという話を聞きました。
通行規制がかかる場所から奥ノ院までは片道3キロ程度なので、全然歩けない距離ではないのですが、まずはバスが動いている間に、「奥ノ院」までゆくことにしました。
高野山には、何度か足を運んでいますが、高野山駅に着くと、下界との空気の違いを感じます。
そして奥ノ院の参道に入ると、またさらに空気が変わります。
最後の御厨橋を渡ると、さらに繊細で神聖な空気になります。
言葉で表現するのは難しいのですが、「すべてを理解して受け入れてもらっているような、許してもらっているような・・・」そんな感覚になります。
この感覚を体験できるだけで、高野山に来れて良かったと感じます。
久しぶりの奥の院をゆっくり参拝させて頂いた後、参道の入り口までもどり、しばらく歩くと、お祭りが始まっていました。
「ねぶた」です。高野山高校の生徒さん達の作品だとか。
かわいい鼓笛隊。
踊り子さん。
最後に、金剛峰寺前の広場にて、大餅まき(大小約1,000個)が行われました。
檀上からまかれるお餅を受け取るのに、皆両手を伸ばし、ある人は帽子を受け皿にしたり、ある人は、スーパーの袋を両手に広げ、様々に受け取っていました。
お餅が宙に舞うのを見上げていたら、何個かのお餅がちょうど手元に落ちてきて、受け取ることができました。
お餅がいくつか、頭を直撃して、結構痛かったです・・・。
これもカルマの解消なのでしょうか・・・。
お餅をいただいた後、金剛峰寺へ向かい、西国三十三か所巡りの番外の最後のご朱印をいただきました。
あとは長野県の善光寺さんにお参りに行って、西国巡りは終了になります。
金剛峰寺では、お祭りにちなんで、書道、生け花、掛け軸など、弘法大師さまにちなんだ作品が展示されていました。
一つ一つの絵や梵字が押し絵で作られていて、ずっと見ていても飽きない感じでした。
お庭もとても美しかったです。
久しぶりにたくさん歩いたので、くたくたになりましたが、気分はとてもすっきりとして、色々リセットできました。
「心意体場」がフル回転できて、とても充実した一日でした。