昨日は、住吉大社の初辰参りに行ってきました。

久しぶりのお参りでした。

神社の入り口の狛犬の足元に、「こまねこたろう」さんが気持ちよくお昼寝していました。

 


毎月最初の初辰の日に、商売繁盛と家内安全を願うみのりまいり」という、住吉大社独特の信仰があります。

「種貸社~楠珺社~大歳社」の各社を順に回って、ご祈祷をしていただくものです。

最初に種貸社で、「籾種(もみだね)」をいただきます。

これは
資本調達の意味だそうです。


「籾種(もみだね」とは別に、「御神銭」も授かりました。


中には100円が入っていて、これを商売の資本に加えて使うことで、商売繁盛のご利益に授かれるというものです。

種貸社でのご祈祷料が1100円なので、最初不思議だったのですが、ご神銭として100円
授かるということで、とても納得できました。

ご祈祷が1000円、ご神銭が100円なのですね。

つまり、神様に100円をお渡しして、神様からのポジティブなカルマを受けた100円を授かり、資本金に加えることで商売が繁盛する。ということです。

1000円がご祈祷料だとすれば、そこから100円を頂いてしまうと、神様側が赤字?になってしまいます。

すると、いただけるご利益が減るだけでなく、ネガティブに影響してしまう可能性もあるので、こういう仕組みになっているのだろうなと思いました。


次に、頂いた
「籾種(もみだね)」を持って、楠珺社へ行きます。

楠珺社で、「稲穂」と交換していただきます。

豊かに実った稲穂は、商売が発達するという意味です。



最後に、
「稲穂」を持って、大歳社に行きます。

大歳社で、一粒万倍の「御神米(ごしんまい)」と交換して頂きます。

頂いた「御神米」をご飯に混ぜて頂いて、御利益を授かるというものです。


5月4日は、一年で最も御利益をいただける日だそうで、各社で、お餅や、手ぬぐい、巾着袋など、おさがり、記念品など色々いただけました。

ちょっとびっくりしたのが、大歳社で、金色のタンブラーを頂きました。


普通に使っていいのかしら?と思い聞いてみると、「タンブラーとして普通に使って頂いていいですよ」とのことでした。

ちょっと恐れ多い感じがしますが、今日はこれで有難くビールを頂こうと思います。