「早起きは三文の徳(得)」と言う言葉があるように、
早起きには何かと良い効果があるという話は良く聞きますよね。
有名な経営者の方が早起きを実践されている話はよく聞きますし、「早起きのススメ」的な本を見かけることもあります。
実際に、私自身も朝早く起きて仕事をすると、頭が回りやすかったり、効率よく仕事が出来る実感もあります。
その理由について考えてみたいと思うのですが、カルマの理論では、「能力の共有」という前提があります。
「人は常に誰かと能力を共有している」ということなのです。
一番近くで共有しているのは、「家族」や「直接的な上下関係」と考えると良いと思います。
会社に勤めているなら、会社の中でも共有しているはずですし、大きくみるなら、社会全体の中でも共有していると考えることもできます。
つまり、早朝というのは、多くの人がまだ本格的に活動していなかったり、仕事をしていない時間だとすれば、自分の能力が発揮しやすく、尚且つ、活動していない関係者の能力も使うことができる。
だから、効率よく仕事ができるのだと考えることが出来るのだと思います。
たとえば、会社の社長であれば、自社の社員と能力の共有関係にあるはずです。
つまり、社員が働き始めると、社長の能力が使いづらくなる可能性が考えられるます。
逆に、まだ社員達が仕事をしていない時間帯ならば、社長自身の能力が使いやすく、活動していない社員の能力も使うことができる可能性があると考えられるのです。
そのように考えると、早起きの経営者が多いというのにもうなずけます。
つまり、早朝というのは、周りから邪魔をされずに、自分の能力が発揮しやすい時間であり、活動していない共有者の能力も使う事ができる。
そのおかげで、仕事が捗りやすくなると考えると、納得がいくように思います。
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