神社やお寺で参拝させて頂いた時、いつも「おみくじ」を引くようにしています。
以前は、「吉」や「凶」などで、良い悪いを判断していましたが、カルマ論を学んでからは、かなり捉え方が変わりました。
私個人的には、「吉」や「凶」よりも、そのおみくじに書かれているメッセージ、この内容を大事にしています。
書かれているメッセージが、神様からの、今の私に必要なメッセージだと受け取っています。
さらに、「カルマ」「セット」「危機回避」 これを前提に考えてみると、なぜそのおみくじを引いたのか、出た結果をどう受け止めるべきなのか？？について、より深く理解できるのではないかと思います。
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まずは、 「カルマ」によって、そのおみくじを引いている。つまり、おみくじを引いた時の発生感情が、何らかの不理解感情である。と考えることができます。
誰かに対して、ネガティブな気持ちを発生させた後に、おみくじを引いたら、「凶」が出て嫌な気持ちになる。
逆に、誰かに対して、ポジティブな気持ちを発生させた後に、おみくじを引いたら、「大吉」が出て、ハッピーな気持ちになる。そんな可能性があるということです。
つまり、そのメッセージを受け取ることで、体験すべき感情を体験して、カルマを解消していると考えることができます。
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例えば、今とてもしんどい状態で、早くそこから抜け出したい。と感じていたとします。これは、本人の「セット」になります。
そんな時に、「凶」が出た時は、カルマの解消を加速する為に、そのおみくじを引いていると考えられます。感情を体験することで、カルマの解消が加速されるからです。
カルマの解消を加速する→ネガティブな状況から抜け出せる→運がよくなる。に向かう流れです。
そんな時に引く「凶」は、今大変だけど、この先上がっていきますよ。というメッセージだと考えられます。
バラコミ的な表現なら、今、低迷期だから大変だと思いますが、この先低迷上昇期に向かいますよ。ということです。
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次に、今自分では、そこそこ上手く行っている時に「凶」が出た時は、何か傲慢さを指摘されている。と考えることが出来ますし、ネガティブキャンセルの為に、そのおみくじを引いている場合もあります。
これは「危機回避」になります。
「凶」がでて、嫌な気持ちになることで、未来的に発生するネガティブなカルマを解消している。
「凶」がでて、気持ちを引き締めたり、注意を払うことで、ネガティブなイベントを危機回避している。
例えば、合格祈願などで参拝した時に「凶」がでて、学業 悪し。みたいな事が書かれていたら、とても落ち込むと思います。
しかし、そのおみくじの内容ははずれて、結果的に合格した。とするならば、「当たらなかった」のではなく、「合格する為に凶を引いた可能性がある」と考えることができるのです。
・凶を引いて落ち込んだ事で、それがネガティブキャンセルになった。
・受かって当然。という傲慢さから、ダメかも知れない。と不安になったことで、謙虚になり、勉強に励んだことで、合格できた。
・「ダメだと思ってたけど、上手くいった」という不理解感情があった。
そんな風に考えることができます。
逆に考えると、「凶」のおみくじは、そのように考えることで、「吉」に転じる。のだと思います。
おみくじというのは、神仏からのメッセージですから、例えネガティブなメッセージであったとしても、自分にとって間違いなく有益なものであり、大難を小難に変える為のメッセージであるのだと思います。
なので、「凶」がでると私の場合、「あぁ・・・何か助けてもらえている」とか、「傲慢になっている、気を付けないと・・・」、と感謝するようにしています。
「大吉」や「吉」など、よいメッセージを受け取った時は、「とりあえず、今は順調です。ただし、油断なく」
そんなイメージではないかと思います。
良いメッセージを受け取った時は、今が順調なことに感謝をする。
あまり良くないメッセージが出た時は、「あぁ、悪いおみくじを引いてしまった・・・。怖いなぁ、嫌だなぁ」と考えるのではなく、ネガティブキャンセルとして受け止めることと、未来のトラブルを回避する為に神仏が諭してくれている。
そんな風に考えると良いのではないかと思います。
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