以前ブログにも書いたのですが、股関節痛の治療の為に、整骨院に通っています。
もう痛みがほとんどとれているのですが、普通の人よりもかなり固いらしく、もう少しほぐしておかないとまた再発する可能性があるので、週1~2回位のペースで通っています。
家から5分、予約もいらないので、私としてはとても都合がよく、空いた時間にちょこちょこ通院しているのですが、先日、背中の張りがひどくなり、寝違いのような状態になってしまい、その部分を治療してもらいに行きました。
固くなった部分をほぐしてもらい、テーピングをして様子を見ましょうということで、「あさって、もう一度来て下さいね」と言われました。
テーピングのおかげで、症状がだいぶ軽くなったということもあるのですが、「あさって、来て下さい」といわれたことで、明後日行きたくない気持ちになってしまったのです。
「なんで私は行きたくないんだ?」と考えてみると、
「人は、自分で決めたことは行動できるけれど、強制されると行動したくない・・・」
一つは、これかも知れないと思いました。(痛かったらきっと行ってましたけどね。症状が楽になっていたので、優先順位が低くなったこともあります。)
お医者さんの立場からですと、普通そう言いますし、問題はないと思います。なので決してお医者さんが悪いわけではないのです。
ただこの時、「次、いつ来れそうですか?できれば近いうちに、あさってか明々後日位、来てもらえたら良いかと思うのですが・・・」「そうですね・・・たぶんあさって大丈夫だと思います」
と、私が返事をしていたら、行ってたかも知れないな・・・と思ったのです。
何故なら、自分からあさって大丈夫です。と返事をしていて行かなかったら、自分の価値が下がってしまうからです。
最初の、「あさって来て下さい」と言われて、それに従わない場合、自分の価値が下がってしまう相手や状況なら、行っていたと思います。
セッションなどで、クライアントの方に何か行動してもらう時は、一番良いのはご本人にその内容を考えて決めてもらうことです。
ただ、それでは足りない場合、カウンセラーから、「これこれを実践して下さい」と、アドバイスさせて頂く場合があります。
その場合は、当然それが必要な根拠と、行動することでクライアントの方の価値が高まるように、若しくは行動できなくても価値が下がらないように、工夫をして伝える必要があります。
そしてもちろんですが、「一体誰の気持ちなのだろう・・・」これについても考えました。
上記の配慮が足りず、これまでも失敗したことが多々あるのですが、きっと、クライアントの方に同じ気持ちにさせていたんだろうな・・・と反省したのでした。
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