近くのスーパーで買った切り花を見ながら、
何気にふと思ったこと。
花の種類にもよるけれど、せいぜいもって一週間。
毎日少しずつみずみずしさを失いながら、
やがて枯れてしまう。
儚いけれど、そうやって花の一生は終わってしまう。
その短いわずかな期間を一生懸命に美しくあろうと生きる。
人間も同じように、毎日一歩一歩死に近づいてゆく。
そして皆、それぞれ最善をつくしている。
ただ、人生は中々自分の思うようにはいかないもの。
普段、自分がいつか死ぬ。ということは
中々意識できないけれど、確実に毎日死に近づいている。
若い頃は自分が老いるなんて、全く想像できなかったけど、
この年になると、老いに対する不安や恐怖というものを
少しずつ考えるようになり、
おそらく、この先ますますリアルに実感してゆくのだろうと思う。
そう思うと、ちょっと怖い。
おそらく男性よりも、女性の方が、
年齢を重ねることで自分の価値が下がってゆくという実感が
強いのではないかと思う。
これからさらに10年後、20年後、
どんな気持ちで生きているのか、
中々想像できないし、
いずれ自分が死ぬ。ということも、
全くリアルには考えられないけれど、
それでも、一歩一歩確実に、
死に近づいていることだけは、確かだということ。
つまり、人生の中で今日が一番若いということ。
常に、毎日が、一番若い。
そう考えると、
「あの時もっと○○しとけばよかった」
なんて、言ってる暇はないなと、
ふと、そんな事を思ったのでした。
何だか今日は、独り言でした。
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