結婚しないの? できないの?/ディスカヴァー・トゥエンティワン
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以前フジテレビ系列で放映されたドラマ「結婚しない」にちなんで書かれた本だそうです。


このドラマ自体は全く見ていないので知らなかったのですが、著者が早稲田大学の政治学博士なので、一般的な恋愛・結婚本とはかなり違う表現で書かれています。


35歳以上で独身の女性にとっては、「痛い」内容がふんだんに書かれていますが、納得せざる負えない、反論できない内容も多いと思います。


経済的、ビジネス的に非常にシビアで男性目線で書かれているのが面白かったです。



ちょっと、面白いと感じた表現をいくつか抜粋してみます。


・結婚とは人生における最大の買い物。家を買うより大きな買い物である。


・女性は分譲マンション(結婚)、男性は賃貸マンション(2~3年で乗り換える)を求める


・あなたが狙っているのは、結婚という大物です。男の生涯年収を3億とすると、その半分の1億5000万円を手に入れようとしていることです。


・専業主婦の主な仕事・・・財務大臣、心理カウンセラー、コールガール、シェフ、栄養士、ウエイトレス、保育士、ベビーシッター、教師、家庭教師、レジャーコーディネーター、おかかえ運転手、秘書、メンテナンススタッフ、清掃、クリーニングスタッフ


・結婚とは契約書にサインさせる行為である。サインをさせるには「営業」(セールス)が必要である。


・人口構成から考えると、自分が30代で同じ30代の独身男性と出会う確率は、1000人中17人。これには、学歴、年収、容姿、一切考慮せず。という状況。



結婚に対する男性と女性の価値観の違いが、とてもわかりやすかったです。


本のそのまま鵜呑みにするのもどうかとは思いますが、「自分を正しく評価しなさい」「謙虚になりなさい」

ということなのだと思います。


男性も女性も自分の事を過大評価するものですし、自分の価値を大切にすることはとても大事だと思いますが、結婚とは、相手からの評価が基準となるものですから、正しく認識しないと難しくなる・・・というのも事実なのだろうと思います。


結婚に関しては、リスクリターンを見たときに、男性の方がリスクが大きくリターンが少ない、女性の方が、リスクが少なくリターンの多い仕組みである。ということも理解すべき事なのだろうと思います。


そんな私も40代独身なので、グザグザと色々突き刺さりながら読んでいました。



バラコミ的には、カルマを前提に考えますから、結婚しやすいのもしにくいのもしないのも、「カルマ」が影響していることなので、まずはそれを理解することが重要なのだと思っています。


結婚しにくいとするならば、結婚に対する価値観や前提が、その人のカルマである。と考えることが出来ると思います。


結婚したいと考える場合、結婚に対してポジティブな本(愛され系、Happy系)よりも、こういった本のほうが、結婚に対する価値観や前提が壊れたり覆されたりしますので、向かいやすくなるのではないかと思います。




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