沢木耕太郎さんの「深夜特急」を読んでいます。

また途中なんですが、楽しいです。

一日中読んでいたいところですが、仕事もあるので合間合間に読んでいます。

と言っても、初めて読むわけではなく、記憶は定かではありませんが、かなり昔、おそらく20年位前に読んでいます。とにかく海外に行きたくてうずうずしていた頃だと思います。

20代の頃、海外に憧れて、留学したかったり、海外で働きたかったり、旅行に行きたかったり、そんな事ばかり考えていましたが、母の強い潜在理想だったのだろうなと思います。

身動きがとれず、環境を変えたくても変えることができず、自分に主導権が全くない状態。そんな母のカルマなのだろうと思います。


私自身はバックパッカーのような旅をしたことはありませんが、きっとこの本を読んでそんな旅に出た人達が、どれほど沢山いるのだろうと思います。

何十年前の旅の話も、古臭い感じがしないのと、読んでいるとその場所の光景が浮かんできます。

自分が訪れた国であれば、その時の様子を思い浮かべてみたり、知らない国なら、本に描かれている風景から想像したり、とても楽しいです。

もう何十年も前の旅行記ですが、特にアジア諸国の場合、それぞれの国は大きく発展していても、一歩路地裏に入った風景や、庶民の暮らしぶりは、そんなに大きく変わらないようにも思います。

自分が実際にその場所を歩いているような気持ちになるのがすごいです。

バックパッカーでなくとも、旅に出たいという気持ちにさせられる本ではないかと思います。


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深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)/新潮社

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深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)/新潮社

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深夜特急〈4〉シルクロード (新潮文庫)/新潮社

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深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン (新潮文庫)/新潮社

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深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海 (新潮文庫)/新潮社

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